雪組大劇場公演は再開ですが、劇団、いつまで「誰得」の状況を続けるつもりなんでしょうね。日に日に呆れます。きっと今ごろ、亡くなった宙組・有愛きいさんのご遺族側代理人弁護士との2回目の協議を前に、また詭弁をひねり出しているところかと。ほんとクズ対応を続けていて恥ずかしくないのかと思います。何だろう。ご遺族が指摘するように、あの劇団報告書に記載されていた内容・出来事が十分パワハラだと私も思うのですが、頑としてパワハラを認めないのは、認めると阪急阪神ホールディングスの角和夫会長が辞任せざるを得なくなるとか、そういう理由なんですかね???彼は勲章でも欲しいのか???

さて、ヤフーニュースに転載されていましたが、弁護士JPニュースというサイトで「宝塚歌劇団の謝罪会見が “炎上”した明確な理由 弁護士が指摘する企業としての『対応のまずさ』とは」という記事がありましたので、ご紹介します。

企業法務に詳しい弁護士によると、「外部調査と言いながら、正式な第三者委員会を立てず、(調査を)内輪で済ませてしまった。会見も調査チームではなく、報告書を受けた宝塚、阪急の役員が行った。これが見る人に『公平性が保たれていない』という印象をまず与えてしまった。本来は、ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)のように、独立した第三者委員会を立ち上げ、宝塚とは完全に切り離した状態で、批判も受け入れる覚悟で調査に臨まなければならなかった」ということで、スタートからして間違いまくっていたというww。

タカラヅカを巡っては、劇団関連企業の役員が外部調査を委嘱された弁護士事務所に所属していたことも明らかに。報道に対し劇団は「独立性が確保されている」と発表しましたが、弁護士は「“外部”の名の下で実質的には宝塚、阪急が雇った委託先に調査を行ってもらった形だ」と指摘します。

劇団調査では宙組の4人がヒアリングを拒否。こうした点も踏まえ、弁護士は「実際どうかはわからないが、宝塚、阪急に都合のいいような報告書を作成してもらったのではないか。そのために作成の過程において、都合のいい人物にのみ聴取をしたのではないかと、どうしたって疑って見てしまう対応になっている」と指摘。「『いじめはなかった』と一言で終わらせるのではなく、報道されているような行為は実際にあったのか、なかったのか。ひとつずつ事実を明らかにし、もし問題とされる行為があったのならばそれを認め謝罪する。そこから始めなければならなかった」と言います。私もあの報告書は劇団が大江橋法律事務所に「パワハラはなしで」と都合よく作成させたとしか思えません。

弁護士は「宝塚は大切なお嬢さんを親御さんから預かり、人間性も含めて大人へと成長させている。その中で(自死が)起きたのであれば、因果関係は分からないとしても道義的、倫理的な責任を感じ、まずは謝り、『徹底的に調べます、時間をください』と遺族に伝えるべきだった。(報道される前に)誠実に遺族に対応していればここまでのことにはならなかったはずだ」とも。加えて劇団は当初、有愛さんの死すら隠蔽しようとしたとされていますからね…。

記事は「宝塚の対応・会見を“反面教師”に、企業は自社の危機管理を見直す必要があるのではないだろうか」と結ばれています…。「清く正しく美しく」のはずが反面教師とは…。本当に史上最低最悪の会見だったとあらためて思います。

しかしここまで悪手だけを繰り出し続けるって逆にすごいですよね。フツー一つや二つはまともな対応取るでしょ。それが一つもないんだからwww。いかに劇団に常識知らずのアホだのサイコパスだのしかいないのかをさらし続けているわけですよ。劇団幹部、いちおそれなりの学歴なんですよね???山口百恵に「坊や、一体何を教わってきたの?」と一喝されそう。木場健之・前理事長なんか東大法学部出身なのに、劇団が守っているテイの宙組トップ・芹香斗亜(中卒入団)に「木場はあかんわ」とダメ出しされる始末(by文春)。もうワヤでっしゃろwww。芹香の「恩知らず」っぷりもすごいですよね。

で、驚いたのは今週の週刊女性の記事。先週は前宙組トップ・真風涼帆がイジメ・パワハラで宙組を壊したという記事が掲載されていましたが、真風叩きの続報が。タイトルは「『トップスターが怖すぎて失神』宝塚歌劇団 “いじめ風土”を築いた元男役トップスター・真風涼帆、ファンクラブでちゃっかりお金稼ぎのウラで “宙組解体”危機」。ということで真風が名指しされています。そしてついに「宙組解体」がメディアでも囁かれ始めました。

星組時代の「太陽王」だと思いますが、当時のトップ(=だとすると柚希礼音)とともに相手役に厳しい〝指導〟を行い、過呼吸にさせたほか、その後もある生徒が本番直前に真風の姿を見ただけで失神したと報じています。「姿を見ただけで失神」ってもはや漫画じみていますがwww、本当ならすごい話ですよね。どんだけ怖いの、真風涼帆。真風は宙組内でどんどん「王様化」し、ヘアアイロン事件ですっかり有名になった天彩峰里も真風に泣かされていた、と。

一定程度の信憑性を感じざるを得ないのは、相手役・星風まどかのスライドがあったからですよね。しかし、記事がおおむね事実だとして、真風ってなんでそこまでのさばれたのかつくづく不思議。誰もがひれ伏す実力があった、とかいうタイプでは全くないのに…。ただのボーッとした印象の田舎娘(失礼!)がそこまで増長した背景は結構興味深いです。

で、現在の真風さん、ファンクラブの上級会員(?)は年会費20万円だとか。で、真風さんと旅行できたりするらしいですが、怖くて無理じゃね??っていうw。でもファンにはさすがにパワハラしないか…。しかしここまで書かれて、もう彼女に仕事が入るとは思えませんね。自業自得でしょうけど。細々とファンクラブビジネスを続けて集金するしかないのでしょう。「それでもゆりかちゃんをを信じます!」というお花畑太客がいつまで応援してくれるか、って感じですよね。くれぐれも財務処理には気をつけましょうねwww。ただでさえ、いろいろなところから目をつけられているでしょうから。

記事は劇団内飲酒が頻発し、アルコール依存症が疑われる理事演出家の藤井大介が12月1日付で理事を退任したことも伝えています。まぁ理事を降りただけで、演出は続けるのかな。その前にアル中の集中治療しないとね。「破滅型」もほどほどに。