本日2度目の更新です…。

覚悟していたこととはいえ、月組トップ・月城かなとが来年7月の「Eternal Voice 消え残る想い」、「Grande TAKARAZUKA 110!」で退団と発表に。ついでに相手役の海乃美月も。

次の大劇場公演タイトルやカレンダー掲載月から「まぁもうどう考えても退団でしょう」と思っていたのに、いざ発表されるとやはり脱力…。昨日は宝塚大劇場公演「フリューゲル-君がくれた翼-」「万華鏡百景色(ばんかきょうひゃくげしき)」の千秋楽公演を配信視聴したかったのですが、イベントてんこ盛りで見られず…。まぁムラで観劇しているのですが、東京の千秋楽は見ないと!!

しかしわずか5作か~。雪組出身の外様トップながら芝居の上手さで「芝居の月組」を復興させ、ひたすら見目麗しく、「THE 男装の麗人」という感じだっただけに残念…。やたらと「踊れない」呼ばわりされていましたが、歌唱力は標準以上だったし、ダンスもポーズが流れることもなく、体型も相まって謎の安定感がありました。高いレベルで眼福耳福だっただけに本当に残念。

人気があったとはとても言えない前任者がダラダラと8作も務めたことを思うと、やはり納得いかないですが、そこは大人の事情がいろいろありますもんね。れいこ(月城)スポンサーの加美乃素本舗さんに「月城さんの任期、もうちょっと延ばしてくれないなら、おたくの生徒、もう応援しませんよ」ぐらいの圧力(?)を劇団にかけるとかしてほしかった、なーんて。せっかく月組は
不人気組を脱したのに…。まぁれいこにはれいこの人生設計もあるでしょうからね。

海乃さんは結局添い遂げ…。これも何というか、もはや言葉がない。短期サヨナラが暗黙の了解だった「高学年報われ就任」だったのに、よくまぁ5作もやりましたよね…。逆に5作だったから、なのかも。下級生の美園さくらに先を越されるハードシップに遭ったとはいえ、どう考えてもやり過ぎでした。何としても美園さんの4作は超えたかったのでしょう…。しかし明日の記者会見でどんなことを話すのだろう??

で、焦点は次期ですよ。来年研19となる2番手・鳳月杏が昇格し、最上級生就任記録を更新するのか、雪組の朝美絢が里帰りするのか、はたまた専科から水美舞斗が降ってくるのか…。さらにはこのいずれでもない誰かが来るのか。相手役も気になりますよね。いっそのこと、花組も月組も次期トップコンビは同時発表でいい気がします。