しかし、昨日の劇団による「『1789~バスティーユの恋人たち~』を休演中の星組トップ・礼真琴は順調に回復しています!」宣言、ほんと唐突でしたね…。

喉のポリープにより「復帰が来年正月公演に間に合うか…」という関係者のコメントを載せた文春報道の火消しに走ったのは明らかですが、これでまた礼真琴を追いこんじゃったんじゃないかなー。

というのもタカラヅカファン・OG界隈では「こっちゃん、とにかくゆっくり治して!!」という空気が支配的で、それはイコール、今公演は27日(日)千秋楽までの休演も織り込んだものだと思うんですよね…。それが週末だけまた出る、とかなると、昨日も書いたように舞台稽古だの衣装直しだので生徒・スタッフはてんやわんや。まだまだ残暑厳しい中、時間も労力もものすごい取られますよね…。ただでさえ代役上演に向けて既にすさまじい負担があったでしょうし。となると、礼真琴の復帰は果たしてよいことなのか???

それこそ礼真琴を薬漬けで舞台に立たせる、なんてことがあってはいけないと思います。

当の本人とて、数日休んだところで体調回復は一時的なものでしかないだろうし、何とか千秋楽を終えても、また車いすで泣きながら劇場を後にする、みたいな事態になるのも…。そもそも本編上演中もさることながら、千秋楽挨拶で客席は悲痛な空気に包まれるのは目に見えてますし。退団者の送り出し以上に、視線・話題が礼真琴に集中してしまうのも本人は忍びないでしょうしね。それ以前に、休演して退団者を見送ることができないことも忍びないかもだけど…。

しかし昨日の劇団発表は、何としても今公演中への復帰を示唆したものとしか考えられず…。どうなるんでしょうね。

あ、文春にあった「(礼真琴は)50年に1人の逸材との呼び声も高い」という関係者コメント、さすがに誉めすぎだと思いましたwww。50年はないねwww。

(以下追記)
劇団、結局明日24日13時半公演からの礼真琴の復帰を発表しましたね。これ、文春の「重症寄り」報道を打ち消したい意地でやってるだけでは???

そりゃ本人は出たいでしょ。千秋楽に退団者と専科に移る同期の瀬央ゆりあを何としても見送りたいでしょうし。でもそこは今回、我慢させるのが劇団の役割だったんじゃないかなー。まぁ残り5公演なら多少無理させてもその後しばらく休ませるんだし的な思惑もあるんでしょうね。しかし今回、星組は大劇場公演、体調不良者が多くいた中で無理に初日を強行、翌日から長期休演したことからも分かるように、めちゃくちゃ判断ミス重ねてますよねwww。どんな組織だよ!と思います…。星組プロデューサーと理事長のライン、かなりヤバい気が。阪急阪神ホールディングス株主総会で角和夫会長が代役上演を推進する旨、発言し、その通り代役上演に舵を切ったんだから、別に続けておけばいいのに、と思っちゃいました。

かくなる上は礼真琴が千秋楽までの5公演、無事にやり切ることを願うしかないですね。とはいえ、また途中で体調不良にならないとも限らないわけで。やっぱり劇団、無茶しているとしか思えません!良識を欠いた恐ろしい組織…。すっかりそんな印象です。

しかしファン界隈が「こっちゃん、おかえり!」ムード一色に染まりつつあるのも、それでええのんかい??っていう…。迎えるの、まだ今じゃないでしょ、と言いたい。