昨日の花組トップコンビの退団記者会見。星風まどかは柚香光にプレゼントされたティファニーのピアスをつけていたそうで…。ラブラブですね。ティファニーといえば、名古屋で有名なウィメンズマラソンの完走商品がティファニーのペンダントなんですよね～。私も同時開催の名古屋シティマラソンにはちょいちょい出ていました。ウィメンズに出る知人女性たちは「たくさんの人が持っているペンダントなので、結局身に着けることができない！」と言っていたっけ…。
さてそんな花組トップコンビの退団発表記者会見の一方、宙組大劇場公演「PAGAD（パガド）」「Sky Fantasy!」がひっそりと（？）集合日を迎え、退団者が発表されていました。
・優希しおん（100期）
・花宮沙羅（102期）
とりあえず、退団者に天彩峰里がいなかったーーーーーー！！元推しである彼女の去就、めっちゃ気になっていたんですよね。
あんな報道があったから前トップ・真風涼帆のサヨナラ公演となった前作で異例の追加退団もあるかな、ぐらいに思っていたのですが、それはなく胸をなで下ろし、因縁の新トップ・芹香斗亜と分かれて出演していた別箱公演「大逆転裁判」でも存在感を発揮。とはいえ、さすがに次の大劇場公演でやめてくんだろうな、と思っていたのですが、まさかの（？）残留！！いや、よかったと思っているのですが、なかなかの強心臓ですね～。それ以前にじゅっちゃん（天彩）、「歌劇」誌で何事もなかったかのように「じゅっちゃんねる」と題して「えと文」書いてるしwww。
彼女、シンガーとして評価されることの多い人ですが、私は芝居の人だとも思っていて。「アナスタシア」の少女時代のアナスタシア、「夢千鳥」の赤羽礼奈と他万喜、「HiGH&LOW-THE PREQUEL-」のヤンキー女・ 純子、「カジノ・ロワイヤル～我が名はボンド～」のアナベル…。どれも全然違う人に見えるように作ってくるじゃないですか。役によって全然違って見えるってすごいですよね。日本でそういう俳優ってあんまりいない印象で、現に宙組でも前トップの真風さんは割とそんなタイプ。「何をやっても真風さん」みたいな感じだっただけに、じゅっちゃんの別人ぶりは際立っていて。またも下級生娘１を支える立場ですが、いっそ別格女役を極めてほしいと期待しています。今後、役付きが急激に落ちていかないといいのですが、宙組娘役陣、めっちゃ層薄いし、まだまだ活躍の余地はありそう。本人もその辺り、分かっているんでしょうね。
しかし、じゅっちゃんのイジメ被害に遭ったとされる下級生もやめることなく、２人とも組替えになるでもなく、よく考えるとすこいですね…。雨降って地固まったのかしら？？
で、退団するゆいな（優希）ですよ。素晴らしいダンサーです。すっしー（寿つかさ前組長）もいなくなっちゃったし、宙組のダンスリーダーとして、下級生から中堅に移行するこれから、ますます活躍の場が増えると思っていただけに残念ですね～。最後の新人公演、ギリギリ主演に駆け込めればな、と思っていたのですが、「アナスタシア」は新公、なくなっちゃいましたもんね～。それまでに「オーシャンズ１１」新公では２番手・芹香斗亜のラスティー・ライアン役、３番手・桜木みなとの役も複数回演じたりしていて、主演に届くかなーという感じで見ていました。まぁアナスタシアの新公なかったとか、運もなかったですよね。ぶっちゃけ真ん中かと聞かれると「うーん」という感じもあったけど、それでも「新公１回主演」のカードを持っても良い人材だったとは思います。
花宮も２代続けて同期娘１支えポジに甘んじるのはキツかったか…。2019年には「オーシャンズ11」で初のエトワール、同年の「エル ハポン」では新人公演初ヒロインと、早い段階で抜擢されていたんですよね…。でも雪組から同期の潤花が移ってきて娘１に就任。その後任も同期の春乃さくらが棚ボタ的に娘１に昇格。まぁ「もうやってられない！」ってなるのも無理からぬというか。はるさくより、よっぽど早くに抜擢されていたわけですしね。ヒロインタイプとは言い難いながら、彼女もうっすい宙組娘役陣の中で場を与えられる可能性はあったでしょうに。
２人の退団は残念ですが、その勇姿をムラ（※ちょっと前の記事参照）で見届けたいと思います。