なんだかモヤモヤしたままの星組トップ・礼真琴の休養問題。詳しい説明がないまま時間が過ぎたところで、
当の本人が「1789~バスティーユの恋人たち~」の取材会に出席し、口を開いた。

「今後もより良い舞台に挑戦していくために、2カ月ほど、自らのコンディションを整えるための時間をいただくことになりました」「この期間を決して舞台にかける情熱が冷めることはありません。次にお会いする時には必ずレベルアップをして戻って参りたい」とな。

う~ん。ますますよく分からない…ww。「働き方改革」のようにカギカッコ付きや「?」(クエスチョンマーク)を付けて報じているメディアも。

一般のタカラジェンヌもさることながら、トップスターが激務なのはファンなら皆知っていること。であってもこれまでトップは馬車馬のように働かされてきたといっても過言ではない。そもそも1998年に5組化した時は、「公演間隔を広げることで生徒が休めるようにする」という目的もあったはずですが、いつの間にか形骸化。今や大劇場公演の間には別箱公演がいくつも入り、休んでいる生徒なんてほぼいない状態。トップスターは組の、そして劇団の顔であり、これまで休むことなど許されない立場だと思われていただけに、今回の「礼休養」は衝撃をもって受け止められました。

真の「働き方改革」というのなら、これから他組のトップらも休養入りがありうべし、ですが、今のところそういうアナウンスはなし。琴(礼)の取材会に出席した記者が劇団に詰めた感じもないですよねー。琴の言うことを漫然と垂れ流すのではなく、そういうところを聞いてほしいけど、NGだったのかしらん。

博多座公演に出ていたら、今後もより良い舞台に挑戦に挑戦できないのか?レベルアップできないのか?という突っ込みどころも…。そもそも「ME AND MY GIRL」こそ礼真琴&舞空瞳で進んでいた企画だと思うし、やっぱり不自然ですよね…。確かに即休養ではないところを
見ると、病気やケガではなさそうだし、いよいよ謎。

結局、劇団と琴の間で何らか条件闘争があり、結局、琴の求めに劇団が屈したんじゃないかなーという印象が個人的に強まりました。しかし2か月間、具体的にどうやって「コンディションを整える」のか、気になるところです。

しかし今回、非トップ主演公演を受け入れた博多座はともかく、例えば今後、御園座も同様の公演を受け入れるか、なども注目点ですね。