今年に入り、立て続けに宙組が〝狙い撃ち〟された文春砲。トップの真風涼帆の相手役パワハラ、天彩峰里の下級生イジメ疑惑、いずれの記事も執筆したK記者(女性)が「宝塚 イジメ報道に『事実無根』発表も… 記者が語る『内部関係者が内情を訴え続ける』理由」というテーマで、文春の音声番組に出演していました。

ディレクターとの掛け合いで進む番組は13分ほど。冒頭からしばらくは記事の内容を口頭説明するにとどまり、新味はなかったのですが、後半では「詳しい話をすることで(身バレして)自身に危険が及ぶ可能性がある中、大好きなタカラヅカを何とかしたい、変わってほしいと思って情報提供をしてくれる関係者がいる」というような話をしていました。情報提供者は「劇団に訴えたところで何もしてくれないので、世間に訴えることでタカラヅカが変わることを期待したい」と思っているとも。

すごくサラッと話していましたが、「生徒関係者の方々」みたいに言っていて、複数に当たった上で証言を得ていることを伺わせていました。あと、強調しておきたいこととして、「多くの情報提供があるが、連絡先がなかったり、書かれていても捨てアドだったりする」として上で「一方的な情報提供を記事にすることはない」と言明。身元がきちんとした複数の人に裏取りをしていることを示唆していました。

真風が標的となった第1弾から「こんなのデマ」「嘘」「あり得ない」というタカラヅカファンの声をそこかしこで聞きましたが、全くありもしない話をデッチ上げることは常識的にありえないと思うんですよ。というか、ありません。それは捏造ですからね。そもそもそんなことをする意味がないですし、してたら激ヤバでしょ。文春は、取材を尽くした上で報じているというスタンスを明確にしていました。こういうことを書くと、またどこぞで「文春の回し者」とか言われるのかもしれませんけどww。

K記者によると、これはまだまだ「氷山の一角」で、「他にも問題がある」とのこと。引き続き取材を続けるとか…。ひぃーーーつ、怖い、怖い…。とはいえ、2回の報道を超えるインパクトってそうそうないとは思うので、よほどじゃないと字にならないのではないかと思います。

まぁ記事を信じないこと自体はご自由だと思いますが、そもそも「疑われるような話がボロボロ出てくること自体がおかしい」という感覚を持てないのはどうなんだろう??「清く正しく美しく」を標榜する組織でこういう話が報じられること自体が問題なんじゃないかと思うのですが…。これ、ほんとの話だったら刑事事件として立件されてもおかしくない話ですからね。

劇団も「事実無根」と否定するのであれば、やはり法的手段に訴える必要があると思いますし、第三者による調査だって必要でしょう。ま、絶対しないと思うけどwww。

宙組は特にイジメやパワハラがはびこっているというような話も出ていましたが、今頃、宙組内部はガッタガタでしょうね…。潤花が言ったように「絆が強まった」とは到底思えない。誰が情報提供者なのか、生徒間でも疑心暗鬼でしょうし、みんなICレコーダーを携行していたり??天彩と、彼女がイジメたとされる下級生が同じ空間にいることは可能なのか、という疑問も…。そもそもどちらもちゃんと稽古に参加できているのだろうか??

あ、「タカラヅカファンのくせに劇団やじゅりを信じないのか」とか「文春に乗っかってどーする!?」みたいなコメントは不要ですので。