月組の大劇場来年2作目が発表になりましたね。

▽ミュージカル
『フリューゲル -君がくれた翼-』
作・演出/齋藤 吉正

▽東京詞華集(トウキョウアンソロジー)
『万華鏡百景色(ばんかきょうひゃくげしき)』
作・演出/栗田 優香

とにかく再演モノでなく、新作が回ってきたことに安堵しましたww。月城かなとは大劇場も別箱も再演ばかりでしたからね。

サイトー君の原作なし芝居は随分久しぶりでは??
ベルリンの壁崩壊か…。「国境のない地図」みがあるな…。あれは壁崩壊による親子の再会話だったけど。
タカラヅカってなんだかんだドイツ物、多いですね。タイトルがストレートすぎてどうなんでしょ?って気も。もうちょっと凝ってもよくないか?という。あ、中身はヘンに凝りすぎていただく必要はございませんww。

ショーは昨年宙組バウホール公演「夢千鳥」でデビューし、今年東上別箱「カルト・ワイン」を手がけた栗田優香氏の大劇場デビュー作。現代的かつレトロなレヴュー作品」とのことで、今の月組に似合いそう。まさかみんなで踊りまくる、みたいなのは無理でしょうからね。

しかし栗田女史、大劇場デビュー早い!!最近大劇場デビューした谷貴矢氏がバウデビューから5年で大劇場登板だったのに比べると、栗田女史はわずか2年。しかもショー。「カルト・ワイン」は見ていませんが、映像で見た「夢千鳥」の世界観は結構好きな感じだっただけに、このショーも期待できそう。和希そらと天彩峰里のフィナーレも素敵でしたよねー。大劇場デビュー作って、かなり早い段階で厳重にチェックされてそうなイメージで、〝どハズレ〟ということはなさそうな予感。

江戸・明治・大正・昭和・平成・令和と時代ごとに場面が構成される感じなんですかね。それはそれで、ありそうでなかったような。「お江戸日本橋」とか「東京ブキウギ」「東京砂漠」「六本木ララバイ」「東京sugar town」とか使っちゃう感じ?ま、どれもないかww。いや、「夢千鳥」で「赤い鳥逃げた」(中森明菜)を使ってたところを見ると、歌謡曲、Jpopありなのかも。

「万華鏡」を「まんげきょう」でなく「ばんかきょう」と読ませるところもこだわりを感じます。フィナーレのデュエットダンスは岩崎宏美の「万華鏡」??

くどいようですが、この公演ではやはり娘1・海乃美月の去就が気になりますww。そういえば3作目のショーは『Deep Sea -海神たちのカルナバル-』で、タイトルから海の退団フラグかと思いきや、結局そうでなかった、という…ww。