真風涼帆主演9作目となる宙組の来年1作目が発表に。

『カジノ・ロワイヤル ~我が名はボンド~』
原作/イアン・フレミング「007/カジノ・ロワイヤル」(創元推理文庫)
脚本・演出/小池 修一郎

一部で「もう新作は書かないんじゃないか?」と噂されていたイケコ(小池氏)の一本モノか…。そうですか、そう来ましたか。通常任期のトップはたいてい1作はイケコ作品が回ってきますが、既に長期トップとなっている真風は「オーシャンズ11」「NEVER SAY GOODBYE-ある愛の軌跡-」に続き、何とイケコ3作目。新作は初ですね。初舞台もイケコの「NEVER」初演だったことを思うと、よくよくイケコと縁があるんでしょう。

しかしそのイケコ、大介(藤井大介氏)のマンションの下?で縄跳びしていたという話がww。悶絶級に可笑しい…。あとはつい先日退団した元星組娘役・華雪りらのエピソードも秀逸。VOCEインタビューがネットで読めるのですが、料理に開眼したみたいな流れで得意料理を聞かれ「スクランブルエッグです!」と答えているのが、ひたすら笑えました。マヨネーズ入れてふわっふわっにする、とかそういう感じなのかな?「得意料理は鍋です」とかドヤる人もいますが、スクランブルエッグというのも何とも…。

で、「カジノ・ロワイヤル」に話を戻すと、ほぼ唯一最大の関心事は真風の去就ww。イケコの一本モノか~。イケコの1本モノでは一路真輝が「エリザベート」、
紫吹淳が「『薔薇の封印』-ヴァンパイア・レクイエム-」、和央ようかが「NEVER SAY GOODBYE―ある愛の軌跡―」で退団。1本モノでないところでは春野寿美礼が「アデュー・マルセイユ」で退団。ということで前例がないわけではないんですよね。一路は歌、紫吹はダンスを得意とするショースターでしたが、ショーなし1本モノでの退団だったことを思えば、どちらを歌とダンス、どちらも得意とするわけでもない真風がこれで退団だとしても全く問題ないですよね。むしろ、どんどん動かなくなっている真風にとっては好都合で、さすがにこれで退団しないわけないよね?と思ってしまうのですがww、さぁどうでしょう。

しかし宙組は、次の「HiGH&LOW -THE PREQUEL-」もそれっぽいですが、群衆芝居っぽいものが続きますね。