星組公演 「めぐり会いは再び next generation-真夜中の依頼人(ミッドナイト・ガールフレンド)-」の新人公演主演が咲城けい(102期)、詩ちづる(105期)と発表になりましたね。

咲城は雪組異動(7月25日付)前、星組最後の新公で初主演をゲット。詩は、同様に月組から組替えしてくる暁千星の相手役候補では、と見る向きもあるよう。個人的には暁さんの前に瀬央(ゆりあ)さんを挟んでほしいところですが…。

しかし咲城はここへ来て急激な上げモード。個人的には初舞台時の102期生の写真を見た時に最も美形だと思って、秘かに注目、応援してたんですよねー。入団時3番と成績も超上位。が、2番の天飛華音も星組配属で、新公の役付きなどは天飛上位…。天飛さん、大器の片鱗は認めるんですが、個人的には全く好きなタイプでもないだけに、咲城さんにはもどかしさを覚えてきました。つーかなぜ首席から3番まで同組集結よww?が、咲城さん、研7にして新公主演に到達。とにもかくにもよかったですよね。とりあえず「めぐり会い」新公の舞台成果を見てからなんでしょうが、雪組異動後、「蒼穹の昴」新公主演もかなり可能性高いんじゃないかなー。新型コロナウイルス禍で新人公演期間延長とはいえ、さすがに101期の縣千は「夢介千両みやげ」で新公卒業だろうし、1本モノで106期の華世京の主演は負担重いだろうし。1回主演済みとなっている咲城が最有力かと。

帆純まひろ、諏訪さき、英かおとの99期3人衆のように、研7で1回だけ新公主演を果たすケースもありますが、3人とも路線というよりは別格。咲城も「蒼穹…」新公主演が取れるかどうかで今後のタカラヅカ人生が大きく変わりそう。

なんだかんだタカラヅカって、うんと下級生、もっと言えば、音楽学校時代に「この子」と決めた生徒を意地でもトップにする、というパターンがほとんどですよねー。柚希礼音なんかは、「100周年特需」も相まってその育成方法でなんとか成功したクチ。明日海りおもそうかな。でも、ご承知のように、劇団ゴリ押しってうまくいくとは限らず。最近では、珠城りょう、彩風咲奈とか「超御曹司」、あんまりうまくいっていない感じですよね…。

一方でむしろ下級生時代は「美しきもモブ」で新公の役付きもイマイチだったにもかかわらず、ある程度学年上がってから急に推されるようになった月城かなとの方がスターとしては面白い存在で人気も出たりして。過去にも覚醒の遅かった真琴つばさや瀨奈じゅんが人気トップになった例もあるし、咲城さんにも「研7からの逆襲」がどこまで通用するか、期待したいです。