私、当地で上演中の某ミュージカル作品にドハマリしています。昨年春からロングラン上演中なのに、仕事が忙しかったこともあり、初見は昨年後半。そこから立て続けに2回見て、昨日も行ってしまいました…。ついに千秋楽も決まってしまい、そのチケットも既に押さえています。

大変有名な作品ではありますが、日本では翻訳版はおろか、海外カンパニーによる上演もありません。というか諸事情から日本での上演は無理でしょうwww。

ある種、能天気な(?)ストーリーと音楽がすごい気に入ったんですよねー。サントラ聴いてても飛ばす曲がないというか、頭から全部聴きたい感じ。「捨て曲」「外れ曲」が皆無。サントラ自体はかなり以前から聴いているので曲のほとんどを覚えてしまいましたwww。で、千秋楽までまだまだ見に行きたい感じ。ぶっちゃけ毎日見に行きたいぐらいなんですよね~。マチネは上演時間かなり遅いから、仕事が早く終わった日とかは行けないこともなさそう。劇場も職場から近いし。

これまでいくつかのミュージカル作品にハマってきましたが、これほどのものは2003年(日本では)の「アイーダ」以来かな。それまでには「RENT」「エリザベート」「モーツァルト!」にハマりました。M!なんて初演だけで8回見て、台詞も歌もぜーんぶ覚えましたからね。他の作品も同様だけどwww。「アイーダ」は2002年だったか、ブロードウェイまで見に行ったらラダメスがオリジナルキャストのアダム・パスカルで。アダムといえば、「RENT」のロジャーのオリジナルキャストでもあり、大感激でした。幕間に知らない隣の外国人に話し掛け、「アダムが出ちゃってるよーー。すごいよー」と感動を伝えたぐらいwww。ミュージカル俳優の坂●健児氏もアダムの大ファンらしく、シンパシーを感じます。この時のアイーダ役がオリジナルキャストのヘザー・ヘドリーだったら完璧だったんだけどな。日本ではタカラヅカと劇団四季が同時期に「アイーダ」上演したんですよね(タカラヅカは「王家に捧ぐ歌」の初演)。両方それぞれいいなと思いましたが、タカラヅカは「♪スゴツヨ」が強烈すぎてwww。抱腹絶倒でした。

話は戻って。昨日はなんと前から3列目センターで、2列目の前が空席だったので、本当によく見えた!!毎回のことながらとにかく出演者のパフォーマンスレベルが高い!!前回の観劇記にも書きましたが、舞台上に下手クソが一人もいない。休演日前でお疲れだろうに、みな歌もダンスも素晴らしい。こちらの語学力の問題で聞き取れない部分はあるにしても、英語ネイティブの客が見ていて台詞や歌詞を聞き取れない箇所は皆無と思われます。台詞や歌をがなり立てる人も誰一人いない。演出上、派手な表情を作ることはあっても、いわゆる「変顔」をする人もいない。しょーもないアドリブを盛り込むことなしに、間だけで客席の爆笑をさらう。とにかく紅ゆずるさんあたりにここでこの舞台を見ていただき、ご自身の舞台に生かしてほしいなーと真剣に思いましたwww。

で、昨日も終演10分後ぐらいから出演者が思いっきりラフな格好で楽屋口から続々退勤。劇場を後にする観客の波に紛れて夜の街に消えていくという面白い光景が見られましたwww。この国では基本的に出待ちとかないんですよね~。ここの人たち、「プリンスロード」とか信じられないだろうな…。

今週はこれと別の有名作品も期間限定で別の劇場にて上演される予定で、危うくソールドアウトとなる直前でなんとかチケットをゲットできました。観劇って精神的に余裕がないと(経済的にもか…)なかなかしようという気にならないけど、行けば生活に潤いが出ますよねー。今年はなるべく多く劇場に足を運びたいと思います。



↓↓ポチッとしていただけたらうれしいです!