来年6~9月の雪組大劇場&東京の演目発表。

ミュージカル・プレイ「凱旋門」
脚本・柴田侑宏、演出・振付/謝珠栄
主演・轟悠、望海風斗、真彩希帆

ショー・パッショナブル
「Gato Bonito!!」~ガート・ボニート、美しい猫のような男~
作/演出・藤井大介
主演・望海風斗、真彩希帆

理事(轟)主演で「凱旋門」…。つい最近、来年の星組別箱「ドクトル・ジバゴ」主演が発表されたばかりだというのに、大劇場主演降臨!?!?この作品は決して集客力の高くなかった(むしろ低かった)雪組トップ時代の理事にとって、芸術祭賞を受賞し、起死回生の一発になったというか、この1作のおかげで今、理事にとどまっていられるといってもよいかもしれない作品だけど、このタイミングで大劇場で主演…。来月には「神家の七人」にも主演するんですよね???いや~、なんで1人でこんなに気を吐いちゃってるんでしょ???

ほんとここへ来てますますお盛んで「理事の、理事による、理事のためのタカラヅカ」的な様相を呈している気が…。だてに「For the People」に主演してないなwww。というか、劇団はファンのニーズというものをどう考えているのだろう???

ショーまでしゃしゃって来ないだけ、まだいいのかも知れないけど、だいもん(望海)ファンは複雑でしょう。しかし27期も下の真彩が相手役ってのも、さすがに並び的にどうなのか…。理事、ビジュアル保っている方だし、世間的には「奇跡のアラフィフ」と言われてもおかしくないとは思うけど、さすがにもうどう見ても親子でしょ。

「琥珀色の雨にぬれて」のシャロンもそうだったけど、真彩はやたら大人びた役ばかりさせられ気の毒。そもそも雪組はだいもんトップになってから「琥珀」「ひかりふる路」「凱旋門」とフランスもの続き…。これもどうなのか…。

しかし理事…。もう大劇場主演はこれを最後にしてほしい。これまでにも書いてますが、そもそも年2回も主演する妥当性があるのだろうか???そこまで至芸の持ち主か???そこまで人気があるのか???

せいぜい年1回、それも組子の主演チャンスを奪わないよう、なるべく専科公演にしての主演とか、理事業務に専念するとか、舞台に出てこない形で後進の指導にあたる、とか得意の絵を描きまくる、とかいろいろ活躍の方法は他にもあるだろうに…。みえこ先生(松本悠里)みたいな、あくまでスポットでの特別出演の形にするなら反発も和らぐだろうに、いつまで年2回主演を続けるおつもりか。

しかも、月組博多座公演「長崎しぐれ坂」に続き、過去の持ち役を十数年後に繰り出してくるって、やっぱりおかしいと思う。「風と共に去りぬ」のレット・バトラーもそう。「やりたい放題」と指摘されても仕方ない。

だいもんは初演で香寿たつきが演じたボリス役だろうけど、トップなんだからちょっと役を膨らませてあげないと。いや~、真彩の相手役もさることながら、20学年近く下のだいもんと友人役ってのも無理が…。そもそもだいもんがラヴィックで主演すればいいじゃん、って話ですよね。


で、たーたん(香寿)とグンちゃん(月影瞳)呼んで「前夜祭」とかしそう。これもまさに理事のため、って感じになるな…。


ショーは大介…。おきまりの「!!」付き。タイトルが昔、星組であった「美麗猫」を想起させるけど、あれはつまらないショーだった記憶がwww。あの時代の星組ショーは「夢は世界をかけめぐる」がなぜか好きだったんですよねww。タイトルはこれ以上ない駄作臭プンプンなんだけどww。そもそもだいもんに猫のイメージ、まるでないのに、どう料理するんだろ。


とにかくだいもんの任期は、この公演はカウントしないであげてほしい。


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