雪組 赤坂ACTシアター公演 「ローマの休日」 感想 メモ | エイシャントドリーム 宝塚つれづれ

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ヅカ歴30年のファン
全組観劇派。



ヅカ歴30年になるファンです。
観劇の記録をつけたいと思いはじめました。
全組観劇派。(月組・星組強め)

趣味は観劇、読書、お酒を飲むこと。

雪組
ACTシアター公演
「ローマの休日」の感想を。


※一応、
有名な映画で結末も
よく知られているけれど、
一応、そのあたりは
ゴニョゴニョっと。








雪の結晶ジョー・ブラッドレー役
ちぎさん(早霧せいなさん)

映画版にとらわれず、
ちぎちゃんなりの
ジョー・ブラッドレーを
作り上げていたのではないかな。

アーヴィングとのコンビも
絵になっていたし、
アン王女への最初は
仕事での興味から
恋に変わる心情がよく見えてきた。

スクープを狙うために
アン王女を撮らせるのだけど、
どんどん、
二人の時間が楽しくなり、
最後にはその写真は…。

その心情の変化が出ていた。

欠点は歌唱力だけど、
そこを補う演技力と
スター性があるので、
トップとしての実力を感じる。





雪の結晶アン王女役
ゆうみちゃん(咲妃みゆさん)


最初、王女として出てきた時の
髪型は野暮ったいが(笑)

髪を切ってからは
とても可愛い。

とびきりの美人というわけではないが、
チャーミングだな、と
いつも思う。

パジャマ姿も可愛く、
題名通りの「ローマの休日」を
ジョーたちと楽しむところは
とても生き生きとして、
ゆうみちゃんらしさがあった。

そしてラスト、
王女に戻り、ジョーに会う場面は
なんとも切ないのだけど、
毅然としたその仕草、
所作がとても良かった。

あの思い出を心に秘めて
これから王女として生きていくのだと思うと
胸が熱くなった。



雪の結晶アーヴィング・ラドビィッチ役
翔君(彩凪翔さん)

声が弱いのが難点だけど、
髭姿が似合い、好演。

煙草を吸う仕草も
様になっていた。

ちぎちゃんとの
やり取りも良かった。




雪の結晶マリオ役
れいこちゃん(月城かなとさん)

とんでもなく三枚目の役柄だが、
大真面目にきちんとコメディを
演じているので、
可笑しさがあり、面白かった。

やっぱり面白いことを
「面白いだろ!」と出されたら
笑えないので、
こういった姿勢は大切。

しかもあんなに美形が
かなり変なんだもの(笑)

がらっと変わって
フィナーレは目力が利いて
格好良かった。









あとは…
支局長役の大ちゃん(鳳翔大さん)は
大ちゃんらしい感じ(笑)


将軍役のまなはる君(真那春人さん)は
おじさん役でちょっと残念な気もするが
やっぱり演技の上手さが光る。



警官役などのあす君(久城あすさん)は
歌も演技も流石。
上手い下級生がいると芝居が締まる。





脚本としては、
エピソードの取捨選択が
これでいいのかわからないし、
まぁ、こんな感じかなというラインでもある。


決して悪くはないんだけどね。







終演後挨拶で、
「今日はジェラートの日」だと
言うちぎちゃん。

びっくりした顔で
キョロキョロとするれいこちゃん(笑)


「皆さんにジェラートをプレゼント…」と
ちぎちゃんが言うも動じない客席w


で、
「うっそでーす!」発言w


ざわつく客席、舞台上をよそに
「真実の口に手を噛まれます」と
そこをオチに持っていきたかったちぎちゃん(笑)


にわさんとだいちゃんは
なんだかよくわかってない顔をしてたw