花組 ミーアンドマイガール
感想 メモ
役替わりメンバーを
中心に。
みりお君(明日海りおさん)のビルは
流石、ミーマイ慣れしているので
安定した役作り。
新公時代から比べると
深く掘り下げているなぁ、と。
でもとても可愛いビル。
サリーのことが大好きで、
でもヘアフォード家の人も
大好きという
ビルの愛情の深さを表現。
かのちゃん(花乃まりあさん)のサリー、
今までで一番似合う役かもしれないなぁ。
「風共」新公のスカーレットの
役作りもよかったけれど。
はじけ方もだけど、
「一度でもハートを~」や
「顎で~」の健気さが
よく伝わる演技だった。
ビルのことが好きで、
離れたくはないけれど、
彼の未来を思えば…な
行動に心うたれた。
ちなつさん(鳳月杏さん)の
ジャッキー美脚!
計算高いって感じではなく、
ぽわっとした可愛さもあり、
歌もよく伸びて素晴らしかった。
ジェラルドに腕を
組むところも可愛かった。
キキちゃん(芹香斗亜さん)の
ジェラルドは育ちの
良さそうなイメージ。
もう少し声の伸びがあると
向かう所敵なしなんだけどな。
立ち姿は余裕があり、
流石スター。
れい君(柚香光さん)の
パーチェスターは
歴代の人達とは
一味違ったパーちゃん。
こちらも歌の安定が
あれば。
でも一皮むけた印象。
ゆきちゃん(仙名彩世さん)の
マリアおばさんは
格が違うなぁ、と。
発声が気持ち良い。
口跡(こうせき)の良さが
群を抜いていた。
ジョン卿に対して、
女としての可愛さもあり、
ラストのビルとのキスの件(くだり)は
深い愛情が感じられた。
あきら君(瀬戸かずやさん)の
ジョン卿は落ち着いて
渋さがありつつも、
少年のような純粋さもあった。
マリアに対する愛情、
そしてサリーに見せる同情が
よく伝わった。
やはり、海外ミュージカルは
役が少ないなぁ、と実感。
ハートフルだけど、
皮肉な部分もあり、
当時の情勢も盛り込んである。
若手で目を引いたのは、
あかちゃん(綺城ひか理さん)、
あすか君(聖乃あすかさん)、
あれん君(亜蓮冬馬さん)、
つかさ君(飛龍つかささん)かな。
あかちゃん、
どの場面でも
しゅっとして目立つ。
背が高くてスター性抜群。
飛龍君のロケットでの
キザリに笑ってしまった(笑)
最初、
ゆりちゃん(天海祐希さん)の
ミーマイを見た頃には、
サリーの気持ちに
あまり寄り添えなかったが、
大人になると、
ぐっとくる。
さて、
今週は新公だー。