雪組 「ルパン三世」「ファンシーガイ」観劇 ② | エイシャントドリーム 宝塚つれづれ

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雪組公演 「ルパン三世」 感想続き


銭形警部役のともみん(夢乃聖夏)がいい味出していた♪

最近、三の線づいていて、正直な思いとしては、
あんなにスタイルが良く新公主演もしているんだから、
もっと格好良い役を…と思ったんだけど。

でも銭形はともみんでしか出来ない役づくりだった。

ともみんのコメディの良いところは、
表面でお手軽に笑わそうとしないところだと思う。

役になりきり、身体(からだ)いっぱいで表現し、
役の本人は面白いことをしているとは思っていないからこそ、
周りから見て、滑稽なんだよね。

これがコメディの基本。

役から逸れて芸名または素の本人で、
観客と生のやり取りして、
「どうだ面白いだろ!」と
笑わせるようなお笑いは宝塚にはいらない。
邪道だし、面白くもなんともない。

客席からの声に「えー何?」なんて返すのも言語道断。


ルパンとの絡みは面白かったし、
ジョルジュ、アンリとの関係はほろりとした。

ともみんの真摯な演技、スターとしての在り方に
拍手を送りたい。




カリオストロ伯爵役のだいもん(望海風斗さん)は雪組に組替え後、
初の作品。

希代の詐欺師、錬金術師で、
ラストにはもっていったなwara


歌が相変わらず聞かせる。
場をさらうもんね。



石川五エ門役のなぎしょ君(彩凪翔さん)は、
和服姿が格好良い。


次元役の咲ちゃん(彩風咲奈さん)は、
クールでスタイリッシュだった。


二人ともほとんどルパンと一緒の登場だし、
おいしい役だね。


雪組の新体制を支えるであろううちの二人だから、
活躍が嬉しい。