消費税10%判断「12月初め」 | 市川市の税理士石井寛の節税対策

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千葉県市川市に事務所を構える中年税理士です。
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消費税8%にもなじんできた今日この頃ですが、10%引き上げの最終判断が12月初めに下されます。

景気は上向きではありますが、どうなりますか・・・。

今後も新たな情報が入り次第お伝えいたします。



(以下、7月24日付 日経新聞紙面より抜粋)


甘利明経済財政・再生相は23日、都内で講演し、来年10月に消費税率を予定通り8%から10%に引き上げるかどうかに関し「7~9月期の国内総生産(GDP)速報値が11月17日に出る。12月1日に7~9月期の法人企業統計が出る。

各方面の英知を集めて判断材料をそろえて最終的に安倍晋三首相が判断する」と述べた。首相が各種の経済指標を見たうえで12月初めにも最終判断するとの見通しを示した。

 経財相は「首相が一番気にしているのはデフレに戻ったらすべてが水の泡になってしまうことだ」と強調。

7~9月期のGDP速報値を踏まえ「有識者からヒアリングが必要と理解している」と語り、GDP発表後に有識者による点検会合を開き、その意見を判断材料にする考えを示した。

 10%への引き上げを見送る可能性については「ゼロではない」としながら「経済が順調に回復して予定通り上げるのがベストだ。極力そうなるように景気をしっかり支えていかなければならない」と力説した。

 環太平洋経済連携協定(TPP)交渉が年内に妥結するかどうかに関しては「まだ厳しい」と指摘。「オバマ米政権が米議会にどれくらいコミュニケーションをとるかにかかっている。議会との対話が大事だ」と促した。