ハイガー製かき氷機のシャフトカバー制作 | 瑞光舎ブログ

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横浜の海辺で機械設計と機械修理を一人で請け負う、小さな小さなお店「瑞光舎」です。

昨夏修理代金が高額過ぎて引き取りとなったハイガー製ブロック用かき氷機WF-A288を今シーズンから貸出機として活用しようと思います。
稼働にあたって気になる点がありました。
それは、シャフトカバーが壊れていることです。
スモーククリヤーの帽子みたいなやつてす。
固定するための爪が折れてて、グラグラなんです。
それではかき氷を作っている間に飛んでいってしまいます。
カバーが無いと、こうなります。
これでは汚れたグリスが飛び散るリスクがありますね。
しかしこのカバー、メーカーさんで廃版になっている部品なんです。
そこでシャフトカバーを設計して、3Dプリンターを使って作ってみました。
ウチの3Dプリンターは、K1MAXです。
材質はPLAを使用しました。
出来上がった直後を撮りました。
サポートを外した状態です。
取付部は本体の爪形状に合わせてバヨネット構造へ変更しました。
取り付けた状態です。
デザインは本体デザインのテーマに沿った、丸みを帯びた形状としました。
2800円税込み送料別で制作します。