確定申告は電話でOK? | 風似庵(ふ~にゃん)の独り言のブログ 心をフラットにして

風似庵(ふ~にゃん)の独り言のブログ 心をフラットにして

自分が感じた面白い事、ちょっとイイ話、考えさせる話 を徒然なるがまま 「独り言」として書いています。
まぁ暇つぶしがてら読んでいただければ…






元弁護士でもある “森雅子”法相が、“決済”‥のプロセスの辻褄を合わせる為に? “決済”‥の方法として “口頭決済”‥が “合法”‥だと言い出しました。

これは 今問題になっている “黒川弘務” 東京高検検事長の “定年延長”‥に関しての、“法解釈”‥を変更した際、その “法解釈”‥を認める文書が法務省には無く、“決済”‥は口頭で行われていた‥とした‥事から派生したものです。(そもそも、法解釈の変更 そのものが ふーにゃんには納得出来るものではありませんが‥)


25日、元検察官で自民党の前の前の法相でもある “山下貴司”議員が、

“口頭決済を問題視する向きもあるが?”

‥と質問すると、

“決済には口頭の決済もあれば、文書の決済もあり、どちらも正式な決済だと理解している。 

文書における決済を取らなければならない場合というのは決められている訳だが、今回はそれに当たらない。”

‥と答弁しました。

これは、全てが書類と印鑑‥という方式で組み立てられている日本の行政決済システム(良い悪いは別にして‥)を、“森”法相は、

“簡単に変えられる” 

‥と発言した‥という事になります。

つまり、過去に決済された文書があった‥として、その決済が後から政権にとって都合が悪く もしくは辻つまがあわない様な事態になれば、改めて それを変更する文書を作成し決済しなくても、“口頭決済”‥で変更出来る‥という事になるのです。


政府は、ついに “文書改竄”‥では飽きたらず、“文書”‥を残さないでも “改竄”‥と同様な意味を持つ 新たな “必殺技”‥を手にいれた‥という事になります❗


そんな、法相の答弁に、質問をした “山下”議員は、

“民主党政権時代に(私は)法務省に勤めていたが、山ほど口頭での了解を取っている”

‥と “安倍”総理が得意の

“民主党時代から‥”

‥というフレーズを使って、法相を掩護射撃しました。

でも、それがもし事実だったとしても、“民主党”‥は “自民党”‥の様に悪知恵が働く様な、頭の良い?‥人は居なかった様に思いますし、そもそも、その時、そんな口頭での了解に対して “異議”‥を唱えなかった “山下”議員の “倫理観”‥の方が問題な様な気がします? (民主党時代‥というフレーズを使う事によって 論理をすり替えている 山下議員の方が罪深い?様に感じます。)


この法相の発言は、今まで、日本が “法治国家”‥“民主国家”‥として築きあげてきたものを、一瞬で否定するものであり、“安倍”政権の、

“私が良いと言ったら それは良いのだ❗”

“白と言ったら白なんだ❗”
 
‥という姿勢を表してしまった発言だと ふーにゃんは感じてしまうのです。



“口頭”‥での決済は後から立証が出来ません❗(だって証拠が無いのですから‥)

そんな 立証出来ない物を証拠として良いのなら、“法治国家”‥は成り立たないのではないでしょうか?

もし、この理論を “是”‥としたならば、我々国民の義務である “確定申告”‥も、“頭の良くて悪知恵の働く人から、

“電話でOK”  

‥という飛躍した主張が出かねませんヨ?


 
それなら、ふーにゃん 凄く楽なのですが‥。ニヤリ