例えば、ふーにゃんにも身に覚えがあるが、母親から、
“勉強しなさい❗”
‥と言われれば、
“今 やろうと思ってたのに‥”
“”ガミガミ言われると、やる気かなくなっちゃう‥
‥という “反論”‥と言うか “文句”‥を返したくなってしまう。
この場合、この “文句”‥は “根拠”‥を持つものではないが、普通 相手には “反論”‥するにあたって “根拠”‥というものがある筈である。
そもそもを考えてみれば、“説得”‥しなければならない状況というのは、相手が此方の言う事に同意しないから、やむ得ず行っている行為‥なのであるから、相手が “反論”‥するのは当たり前の事であり、そこには相手が “反論”‥に至った “根拠”‥がある筈である。
つまり、その “根拠”‥がある事が、相手にとって納得のいかない基なのであるから、その “根拠”‥を取り除く事で、“反論”‥する理由が無くなる‥という事であり、相手が反論し その “根拠”‥を示す‥という事は、それを論破する目標が明確になった‥という事でもある訳である。(この根拠を崩せば、相手は反論する理由が無くなる)
先程、“論破”‥という言葉を使ってしまったが、実は 相手を“論破”‥する‥という事では必ずしも、その相手を納得させ、同意させる‥という事には繋がらないから、人間とは難しいものである。
“コンフリクト・マネージメント”‥という言葉がある。
“コンフリクト”では “葛藤・対立”‥という意味であり、“コンフリクト・マネージメント”‥とは、組織内での対立や組織外の人間との対立をどう解決するか‥という事である。
この “コンフリクト・マネージメント”‥で最も重要なのは、
“自分の立場を守る”
“相手の立場に配慮する”
“人間関係を維持する”
‥事である‥という。
先程上げた、相手を “論破”‥出来た場合を考えてみれば良く解るかもしれない?
“論理”‥で相手の “反論”‥を封じ込めても、表面上相手は “納得”‥している様に見えて、実は心の中で “納得”‥していないばかりか、相手の立場を考えずに “論破”‥してしまった事によって、相手の面子を潰す事になり、相手の恨みを買う事になりかねない‥のである。
だから、“正論”‥は “正論だけでは駄目な事がある”‥という事なのである。
まぁ、それでも相手との関係を維持さしたい‥と思えた相手の場合にだけ言える事ではあるが‥
現在 冷え込んでいる“日韓関係”‥で考えた場合、ふーにゃんは“韓国”‥との関係は維持するべき‥と思っているのだが、さて日本国民の判断は‥!?