だれもわからない | まにまに ずい婆よろず日記

まにまに ずい婆よろず日記

(^^)/ '22年ついに七十代突入。四国の小さな町の小さな山から日々の想いを綴っています。




わがやは
この木立のなかにある。

住人であるわたしは
結構気に入っている。






しかし・・・

訪れるほとんどのひとが
わがやを通りすぎてしまう。
そして
「わからなかった」
と異口同音に言う。






これではいかんと
少しずつ思うようになった。

─── 先日のこと。
いつものように
わがやを見つけることが
出来なかった訪問者が、
テラスを横切り たまたま蘭鉢を割った。
この出来事が決定的となり、
わたしに踏ん切りをつけさせた。


こんな佇まいでも
気づいてもらえない。

伐る!

伐って
後片づけをして
日が暮れた。

木々のおかげで隠れていた
ガラクタが明るみになってしまった。

かなり残念な光景。
なかなかに残念。

しかし
しかたあるまい。


わがやに用のあるひとには
気づいてもらわねば
なるまいからね・・・

涙をのむ。


次からは
用のあるひとだけ気づいてね。










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                               お読みくださって
                ありがとうございました🌱