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「山さん」と申します
この地(九州の山の中)に越してきて30年が経過
デザイン・造形の仕事・農業で生活しています✨
自然の中での生活は毎日がアウトドア❤
DIY、ピザ、そして田舎暮らしの醍醐味を発信してまいります。
どうぞよろしくお願いします!
秋の気配とともに、待ちに待った栗拾いの季節がやってきましたね。
大自然の中での栗狩りは、まるで宝探しのようなわくわく感。
大人も子どもも夢中になれる、秋ならではの楽しみですよね。
でも、栗拾いは自然の中だけに、楽しい事ばかりとは限りません。
時には、せっかくの家族の思い出作りが台無しになってしまうことも。
知らないうちに思わぬハプニングに遭遇したり、 小さなお子さんにとっては嫌な思い出になることも考えられます。
そこで、楽しい栗拾いのために、 ちょっとした準備と注意点を押さえておきましょう。
「イガだらけの栗を安全に収穫するコツ」
「快適に過ごすための服装選び」
そして思わぬ危険を避けるためのポイントまで。
など、頭の片隅に入れておくだけで、落ち着いて対処できます。
この記事では、栗拾いを120%楽しむための必須知識をご紹介します。
さあ、家族や友達を誘って、 秋の味覚と自然を存分に楽しみに出かけましょう!
栗拾いに行く際の服装と道具
栗拾いに行く際の服装と道具をまとめました。
服装:
1. 長袖、長ズボン - 虫や植物から肌を守ります
2. 丈夫な靴
できれば履き口の狭いもの(靴の中に栗が入るのを防ぐため)
3. 帽子 - 日よけと落下物、ハチから頭を守ります(色は白)
4. 軍手やゴム手袋 - イガから手を守ります
道具:
1. バケツや袋 - 拾った栗を入れるため
2. トング・火ばさみ- 栗を拾うのに便利です
3. 棒 - イガを割るのに使用します
4. 虫除けスプレー - 虫対策に
5. 水筒 - 水分補給用
これらの基本的な準備があれば、安全で快適な栗拾いを楽しむことができます。
写真はうちの娘。
帽子なし、半袖半ズボンでNG,肌を露出させないのがベストです。
栗拾いを安全に楽しむための注意点と対策
1. イガへの対策
・理想は長靴。斜面もあるので運動靴は必要です。
・厚手の軍手や革手袋を着用します。
・長袖・長ズボンで肌の露出を最小限に抑えます。
・イガを直接触らず、トングや火ばさみを使って拾います。
うちでは火ばさみを使用します。
基本、両足でイガを挟んで中の栗を出すようにして、火ばさみで挟み上げます。
2. 転倒防止
・足元が不安定な場所が多いので、滑りにくい靴底のある靴を着用します。
・地面の凹凸や木の根に注意を払いながら歩きます。
・急な斜面での作業は避けます。
3. 虫対策
・虫除けスプレーを使用します。
・帽子を被り、首にタオルを巻くなど、虫が入りにくい服装を心がけます。
・マダニ対策として、服の裾をズボンの中に入れるなどの工夫をします。
ハチやアブがいるので、必ず帽子をかぶります。
ハチは黒色をめがけてくるので白っぽい帽子服装がベストです。
又、雨上がりには「ヒル・山ヒル」がいる可能性もあるので、靴などチェックしてみてください。(上から落ちてくることもあり)
4. アレルギー対策
・栗アレルギーの可能性がある場合は、事前に医師に相談します。
・初めて栗を扱う場合は、皮むき作業を控えめにし、様子を見ます。
5. 熱中症予防
・水分を十分に持参し、こまめに水分補給します。
・涼しい時間帯(朝・夕方)に活動します。
・休憩を定期的に取り、体調の変化に注意を払います。
6. 道具の取り扱い
・トングや棒を使う際は、周囲の人に当たらないよう注意します。
・鋭利な道具は適切に保管し、移動時は安全に気をつけます。
7. 拾う場所の注意
・私有地での栗拾いは、必ず所有者の許可を得ます。
・ゴミは持ち帰り、自然を大切にします。
基本、道端に落ちている栗は山の持ち主の所有物です。
交通事故にもあう可能性があるので、きちんとした栗農園に行きましょう。
・電柵に注意
栗園にはあちこちに「いのしし」対策で電柵を張っています。
高ボルトの電流が流れているので、全体に触らないように。
8. 緊急時の対応
・救急箱を持参します(絆創膏、消毒液、虫刺され薬など)。
・携帯電話の電波状況を確認し、緊急連絡先を把握しておきます。
これらの注意点を守ることで、栗拾いをより安全に楽しむことができます。
特に、お子様連れの場合は、大人が常に目を配り、安全な環境を確保することが重要です。
栗拾い安全対策チェックリスト
栗拾いの際の具体的な安全対策について、視覚的に分かりやすくまとめたチェックリストを作成しました。
服装と装備
- [ ] 長袖・長ズボン
- [ ] 滑りにくい靴
- [ ] 帽子
- [ ] 厚手の手袋(軍手や革手袋)
- [ ] 虫除けスプレー
- [ ] 日焼け止め
道具
- [ ] トングまたは棒
- [ ] バケツや袋
- [ ] 救急箱
- [ ] 水筒
- [ ] 携帯電話(充電確認)
事前確認
- [ ] 天気予報のチェック
- [ ] アレルギーの有無確認
- [ ] 栗拾い場所の許可確認
- [ ] 緊急連絡先の把握
活動中の注意
- [ ] こまめな水分補給
- [ ] 定期的な休憩
- [ ] 足元の確認
- [ ] 周囲への注意(他の人や動物)
- [ ] イガに直接触れない
活動後
- [ ] ダニ・ヒルなど虫刺されのチェック
- [ ] 体や服についたイガのチェック
- [ ] 手洗い・うがい
- [ ] ゴミの持ち帰り
安全で楽しい栗拾いのために、このチェックリストを活用してください。
このチェックリストを使用することで、栗拾いの準備から活動後まで、安全に配慮した行動をとることができます。
家族や友人と共有し、みんなで安全に楽しむことをおすすめします。
栗料理のレシピ
栗料理のレシピの前に収穫が終わったら
早速家族みんなで栗の料理を楽しみましょう。
1.簡単な栗の甘露煮レシピ
材料(4人分)
- 栗 500g
- 砂糖 250g
- 水 500ml
- 塩 少々
手順
1. 栗の皮をむき、渋皮をこすり取ります。
2. 鍋に水と塩少々を入れ、栗を茹でます(約15分)。
3. 茹でた栗を冷水にさらし、水気を切ります。
4. 別の鍋に水と砂糖を入れ、弱火で溶かします。
5. 砂糖が溶けたら栗を加え、弱火で30分ほど煮ます。
6. 火を止め、そのまま一晩置きます。
7. 翌日、再び弱火で15分ほど煮て完成です。
冷めてから食べるのがおすすめです。
保存は冷蔵庫で1週間程度可能です。
※ワンランク上の栗の渋皮煮も手間がかかりますが、その分美味しさ増しますよ!
2. 栗ご飯
炊飯器に米、水、塩、少量の醤油と一緒に栗を入れて炊きます。秋の香りがする美味しいご飯になります。
栗おこわもおすすめです。
3. モンブラン
栗のペーストを作り、生クリームと一緒にケーキの上にしぼります。見た目も美しい人気のデザートです。
4. 栗の温サラダ
茹でた栗を半分に切り、ベーコンやキノコと一緒に軽く炒めます。サラダ菜の上に盛り、バルサミコドレッシングをかけて召し上がります。
5. 栗のポタージュ
栗とジャガイモを煮て、ブレンダーでなめらかにします。生クリームを加え、温かいスープにします。
これらのアイデアを使って、栗拾いから料理まで思いっきり楽しんでください!
おわりに
以上、宮崎の山の中から
秋の代名詞「栗拾い」の楽しみ方とレシピをお伝えしました!
こうして準備万端で出かければ、怖いもの知らずで栗拾いを楽しめちゃいます!
そして、拾った栗で料理を作るのが、また楽しいんですよ。甘~い甘露煮、ホクホクの栗ご飯、おしゃれなモンブラン...どれも絶品です。
友達や家族を誘って、週末に栗拾いに出かけてみませんか?
きっと素敵な思い出になること間違いなし!
さあ、あなたも栗拾いマスターに!
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