Claude Codeを使い始めた頃、
私は大きな勘違いをしていました。
「これだけ賢いAIなら、何でもやってくれるだろう」
どこかでそう思っていたんですよね。
ところが実際に使ってみると、そう簡単ではありません。
こちらの意図をうまく伝えられず、見当違いのことをする。
頼んだことを忘れる。
「そこじゃないんだよなぁ……」ということもある。
「農業の手書き記録」を整理してもらったときなんて、数字を読み違えて会計が10万円ズレました。
さすがに、これは焦りました(笑)
でも、使い続けているうちに気づいたんです。
Claude Codeに「何でもやって」と頼むのではなく、仕事をひとつずつ覚えてもらえばいいんじゃないか?
それから私は、Claude Codeを「AI秘書の愛(Ai)さん」と呼んで、少しずつ役割を与えるようになりました。
愛(Ai)さん、まずは「X」担当をお願いします
最初に任せた仕事のひとつが、Xです。
私はこれまで1,800件以上ポストしてきました。
これだけ数が増えてくると、自分でも何を書いたのか全部は覚えていません。
しかも最近、
「なんだか発信の軸がブレてないか?」
と感じるようになりました。
そこで愛さんに、過去のポストを振り返ってもらったんです。
すると、
「こういう投稿は反応がいい」
「最近はこの話題が増えている」
「プロフィールと投稿内容に少しズレがある」
自分ひとりでは見落としていた部分が見えてきました。
ここで初めて、Claude Codeは「文章を書かせるだけのAIじゃないな」と思いました。
自分が積み上げてきたものを、一緒に振り返る相棒にもできる。
これは、ちょっと面白いぞと。

↑見本を提示して、「9月の投稿をポストごとの分析をして」と頼んだら、めちゃ丁寧にシートにしてくれた。
できた表の中身(シートが4枚あります)
| シート | 中身 |
|---|---|
| 自分の投稿(82本) | 1行に1ポスト、日付順に並べています |
| リプライ上位20 | インプの多かった返信。大喜利アカウントへのボケリプなど |
| 日別まとめ | 1日ごとの投稿数、インプ合計、いいね合計、新規フォロー |
| 全体とジャンル | 月の合計と、ジャンル別(実践記・擬人化・宮崎など)の平均 |
見本と同じにしたところ
- 見出しの行は緑色にして、下にスクロールしても見出しが残るようにしました
- 反応がよかった行は黄色にしています(いいね15以上、またはインプ500以上)
- 列は、日付/概要/URL/ポスト本文/インプ/いいね/ブクマ/ブクマ率/フォロー率/メモ、などです
- 見出しの▼ボタンで、並べかえや絞りこみができます。
15年続けたブログにも愛さんを配属
次はブログです。
ブログは15年以上やってきました。
だから記事を書くこと自体はできます。
でも困るのが、その前後。
キーワードを調べたり、過去記事を探したり、似た記事がないか確認したり。
記事を書いたあとも、
「この記事から、どの記事につなげよう?」
と考えなくてはいけません。
こういう作業って、一つひとつは小さいんですが、積み重なると結構な時間になります。
だったら、この部分を愛さんに手伝ってもらえばいい。
私は自分にしか書けない経験を書く。
愛さんには、調査や整理を手伝ってもらう。
全部AIに書かせるのではなく、人間とAIで仕事を分ける。
今のところ、この使い方が私にはしっくりきています。
田んぼの記録まで任せてみたら事件が起きた
ブログやXだけではありません。
先日は、手書きで残していた田んぼの作業と経費の記録をスキャンして、愛さんに整理してもらいました。
令和7年、令和8年の記録がきれいに並んでいく。
「おお、こりゃ便利だ」
と思っていたら……。
愛さんが突然、
「合計金額が合いません」
と言い出しました。
確認すると、確かに10万円違う。
何で?
計算式まで確認して、ようやく犯人が判明しました。
愛さん、手書きの「1」を読み間違えていたんです(笑)
このとき改めて分かりました。
AIは便利。
でも、任せっぱなしはダメ。
愛さんが整理する。
最後は私が確認する。
このくらいの距離感が、今はちょうどいいようです。
「調べておいて」ができるようになると面白い
そして、これからもっと使ってみたいのが調査です。
これまでは、私がパソコンの前に座っているときにAIを使う感覚でした。
でも本当にやりたいのは、そこじゃない。
たとえば夜、仕事を終える前に、
「Claude Code初心者が困っていることを調べて、参考になりそうな情報を整理しておいて」
と頼む。
そして翌朝。
コーヒーでも飲みながら、
「愛さん、昨日の件どうだった?」
から始める。
これが普通になったら、仕事のやり方そのものが変わる気がしています。
AIに質問するのではなく、仕事を預ける。
私がClaude Codeに期待しているのは、むしろこっちです。
一番欲しいのは「私の仕事を知っている愛さん」
さらに欲を言えば、もう一つ。
「この前どうしたっけ?」
これに答えてくれる存在になってほしい。
62歳にもなると……前にやったことを忘れることが多々あります。
ブログでも、Xでも、Claude Codeでも同じです。
「前回ここで失敗したよ」
「この方法はうまくいったよ」
「次はここからやる予定だったよ」
そんなふうに過去の仕事と今の仕事をつないでくれたら、かなり助かります。
考えてみれば、私が欲しかったのは「何でもできる世界一賢いAI」ではありませんでした。
私の仕事のやり方を知っているAI。
こっちなんですよね。
Skills?MCP?Mods?正直、まだよく分かりません
Claude Codeを調べていると、Skills、MCP、Plugins、Mods……。
次から次へと知らない言葉が出てきます。
62歳の初心者には、なかなか手強い(笑)
以前なら、ここで「難しそうだからやめておこう」となっていたかもしれません。
でも今は少し見方が変わりました。
全部を理解してから始める必要はない。
「これを使えば、愛さんに何を覚えてもらえるんだろう?」
それだけ考えればいい。
必要になったものから、一つずつ覚えていけばいいと思っています。
62歳、AIの新人教育を始めます
Claude Codeを使いこなそう。
そう考えると、急に難しくなります。
でも、
「今日は愛さんに、この仕事をひとつ覚えてもらおう」
そう考えると、不思議とハードルが下がります。
まず仕事をひとつ任せる。
やらせてみる。
失敗したら原因を調べる。
うまくいったら、次からも使えるようにする。
できることが増えたら、次の仕事を教える。
まるで新人教育です。
ただ、普通の新人と違うのは、教える側の私もClaude Code初心者だということ(笑)
先生も初心者。
新人もまだ修業中。
だから、一緒に失敗しながら覚えていけばいい。
62歳、自分専用のClaude Codeを育成中。
完成する日は、たぶん来ません。
私の仕事が変われば、愛さんの仕事も変わる。
新しいことを始めれば、また新しい役割が増える。
そんな「自分専用のClaude Code」が少しずつ育っていく過程を、これからも楽しみながら記録していこうと思います。
さて。
次は愛さんに、、、、。
今からクロードコード始めようと考えている人は
詳細ブログに飛びます。
Claude Code ProjectsでAIチーム時代へ|初心者がまず「AI秘書1人」から始める方法





















































