今日5月10日、町田で榛葉樹人・高橋未来子さんのコンサート行って来ました。二日

早い母の日です。たくさんの母にまつわる歌を歌ってくれました。

 

高橋未来子さんの歌はまだ聴いたことが無かったのですが先日の蝶々夫人の時受付で会いまた舞台で今日の案内もしてくれましたから・・。ちょっと期待して行きました。

 

町田とは15年の付き合いだと言っていたので、それ相当の指折り数えれば・・。話し言葉はすごく若い感じ、そうですよねまだ30代ですからね。

今日の声を聴いて凄く立派な声・圧倒される様なメゾソプラノを披露してくれました。

 

プログラムは童謡から日本歌曲から始まります。

 

 

 

(榛葉さん写真の加工が上手く行きません)

 

①②を榛葉さんが♪「おかーさん・なーに」♪「かあさんお肩を叩きましよう」と本当にやさしく

ゆったりとテノールの澄んだ声で語りかけるように始まりました。

今日は母の日です。私たちも母になり切ったり・・母を思い出したりしながら何となくゆったりと聴き入ってしまいました。

 

 

③高橋未来子さんは祖母98歳とお母さんを思いながら歌ってくれました。とても素晴らしいメゾソプラノ、声量の有る声です。ウーン素敵と思いましたが、私はよく知らない曲で初めての様な日本歌曲でした。

 

④番は榛葉さんの♪「母さんが夜なべして手袋編んでくれた~」

良く聴いた懐かしいうたです。この歌は北の感じの歌で聴きながら私は自分の母を思い出していました。明治43年3月生まれで91歳で亡くなりました。

今思えば高等小学校を出てから名古屋・東京と出稼ぎだったという、そして父と結婚して中国へ渡り約10年間ぐらいは満州に行って戦争に負けて4人の子供をつれ日本に引き揚げてきた

それだけでもすごい人生だった。私は2歳の時でしたので何も覚えていない。

それからの時代をどう生きたのか、私は小学1年生の時からしかあまり覚えていないのです。

ふと母を思い出す歌でした。

 

⑤の『お母さん』は中田喜直さんの曲との事、聴いたことあるような無いような・・・。メゾソプラノで歌う高橋さんのやさしい伸びやかな歌声で「メゾもいいなー」と思わせる良い曲でした。

 

 

 

⓺⑦は『無縁坂』『秋桜』は申し分のないようなもうすぐに。目をつぶりたくなる曲・・じっと耳を澄まして聴く最高の至極の時間で待ちに待った曲です。

 

私も榛葉さんのお母さんになって歌ってくれる榛葉さんを愛おしくいい息子と思いながら聴いています。何とも言えない心に染み入るこの曲は、絶対に歌って欲しいと思っていたのですから、今日は榛葉さんお母さんも見えていましたから、どんな気持ちで聴いていらっしゃるのだろうかと羨ましいかったです。こんなにいい息子さんを持って、それに二人もいて幸せですよね。

今日は大好きな無縁坂が聴けて最高でした。

 

⑧この曲はドヴォルザーク作曲とのことですが♪高橋さんんも今日が初めて披露すると言って

いました。、柴田さんは有名との紹介でしたが、でも題名が高尚な感じでした歌もとてもいい感じの歌でした。

ピアノ 小森美穂さん久しぶりに写真お願いしました。

 

⑨は♪榛葉さんで昨日のミュウジックダイアリーで歌った『マンマ』で会場を湧かせて一部が終わりでした。

 

二部はオペラ・アリアオンパレード二人のオペラはその場面を再現しながらの歌ですから迫力があるものがたくさんです。

 

 

オペラ『イル・トラヴァトーレ』は私は1回も見ていないので良く分からないのですが『炎は燃えて』を今回♪高橋さんが歌います。メゾソプラノも下園さん吉田静さんしか知らないので、あんまり聴いたことがないです。

① この歌はジプシーの老婆が歌う歌と紹介されました。ジプシーの老婆が占いから弟が分からなくなる(いなくなる)、結果その老婆は火あぶりの刑になった・・そういう内容でした?。高橋さんは一部よりすごい迫力で歌ってくれました。やはりオペラは本領発揮と言ったところでしょうか。素晴らしかったです。

 

➁二人の二重唱です、二人の場面です。ピアノの音に押されながら内容は壮絶な感じがしました。 

榛葉さんんもこの歌を歌うのは初めてだと思いますと柴田さんは大変レアだと紹介されました。この歌は間違えて火の中に自分の子を投げ込むというお話をされました。

 

榛葉さんもとても重い歌で強いものを持っていると言って昔から自分にも魅力あるこういうオペラが歌うようになりたいと思っていたと話されたように思いますが・・。なんのなんの素晴らしい歌い方と存在感のある歌声を聴かせてくれたのです。ふたりの熱演は会場をシーン静寂の中にスポットライトが当っている感じのみんなの感動が伝わるじでした。

 

榛葉さんは何時もここが課題とか言っていますが、随分満足感を聴かせるオペラを表現する歌手になっていると思っています。

 

 

③④⑤は『カヴァレリア・ルスティカーナ』のオペラマンマが出てくる歌詞があるという事で

♪高橋さん『ママも知るとうり』♪二重唱『ここにいたのサントゥッツア』♪榛葉さん『母さんこの酒は強いね』の3曲でした。

 

この3曲はよく榛葉さんが歌ってくれたりこの間も今井さんとのコンサートでも歌っているので知っていました。

 

あらすじ(トゥリッドゥは気の弱い男でサントゥッツァと結婚している。しかしトゥリッドゥは昔の恋人ローラとよりを戻していた。サントゥッツァはローラの夫アルフィオに二人の不倫を告げるとアルフィオとトゥリッドゥは決闘とトゥリッドゥは命を落とす)。

 

この3曲はその時の心の動き悲しみをいっぱい持った歌だと思います。この歌を二人で演じるそれはすごく臨場感・嫉妬・憎しみ・・そして死ぬと分かっていながら決闘に行くトッッドゥはかあさんこの酒は強いねと言って・・最後は自ら死ぬと分かっていて「アデイオ マンマ」と終わります。凄いオペラ場面の再現でした。

 

榛葉さんは少し風邪気味と聴いていましたがその気配も魅せずまた高橋さんとの相性も良かったのでしょう全力で素晴らしい二人のオペラ・アリアを楽しませて貰いました。

 

すてきな母の日だったと思います。最後のアンコールは『禁じられた音楽』です。高橋さんはこの曲は初めてと言っていましたが二人で歌うこの曲も魅せられました。本当に有難うございました。

 

私は行きも帰りもちょっと町田商店街で美味しい小籠包の店をテレビで見て市民フォーラムから意外と近いところにあると思って1時間ぐらい並んで買って帰りました。そしてまた待っている間におしゃべりしながら3人でその近辺で鮪やとお寿司など良いところも見つけて帰りました。たくさんの栄養と元気を貰って又リハビリ頑張れそうです。

 

間違いあります。後で直します。