今日は早々と完売した超満員のコンサートです。ロビーは人な波で混雑して大変な騒ぎでした。期待どうりの公演は皆さんを夢の世界へと連れて行ってくれました。

司会の柴田さんも今井俊輔さんを迎えて最初からテンション上がり気味です。

 

プログラムはイタリアオンリー満杯のプログラムです。

 

① 『暁は光から』♪榛葉さんから始まり、素晴らしいテノールが会場に響き渡ります。今日の調子は伸びやかで絶好調というところです。

 

➁『君なんかもう』♪今井さん。何時もはテノールで聴いていましたが、バリトンの今井さんが歌う「Non t'amo più が会場に静かに響き渡ります。なんて素敵なピアニッシモでしょう。今井さんはしばらく聴いていなかったですがなるほどと感動でした。バリトンもいいなあと感じました。

柴田さん曰く「日本一のバリトン」でした。

 

 

③『海へ来たれ』♪榛葉さん。 Vieni sul mar(ビエニースルマーレ)伸びやかななめらかな声にリラックスして歌っている榛葉さんです。うっとりしてしまいそうです。そして今日は榛葉さんのテンション高めと感じていましたが、柴田さんも言っていましたが、仲の良い今井さんと一緒なのでしょうか高い声が響くいい声です。

 

④ヴェネチアの幻想 ♪ 今井さん。カンツオーネでしょうか、初めて聴く曲です。ベネチアは何度も訪ねていますが車もタクシーもないあるのは水路かないので海を舟で行く水上バスしかありません。タクシーも船のモーターボートです。ある国は路地裏をいくつもの迷路を潜り抜けてサンタルチア駅まで行かなくてはなりませんした。

一度行った場所には二度と行けないような迷路ですから必ず曲がり角には方向を示す案内が出ています。同じ道を通ることは中々難しいところですが・・話がそれてしまいました。

 

 

柴田さんの解説ではヴェネチアに住んでいる人の生活の中での物語でした。カンツオーネは色々な内容があるものです。ベネチアではお墓が一つの島に限られていてその島はお墓が一杯あってそのそばを通ると夢の様な島に見えたものです。

 

⑤オペラ、ドン・カルロの友情の二重唱を♪二人で。

素晴らしいアリア圧倒的な声量の二人が魂を込めて歌う、そんな熱い気持つが伝わって来ます。オペラの1場面を演じてくれました。もう素晴らしくて息が止まりそうでした。

体調を崩していましたが、今日は近いのでどうしても行きたくて・・やはり気持ちは最高にテンション上がりました。Bravo burabi barava何度でも叫びたくなっていました。

 

休憩

 

二部はオペラアリアの連続です

 

 

⓺『ごめんください、皆さん方』♪今井さん。いつも今井さんが歌ってくれたのを思い出します。

今日は久しぶりに聴くこのアリアの素晴らしさを肌で感じました。

前奏ピアノから始まり、水野彰子さんのピアノがとても素晴らしかったです。あの町田のピアノで何という美しいピアノの音が聴こえます。これから始まる『道化師』の前奏の予告をこんなにも上手く伝えてくれる・・それに感動でした。何だか涙が出そうなくらいと言ってもいいと思います。

今井さんの高音のバリトン・トニオの気持ちが伝わってくる・・その気持ちに水野さんのピアノが寄り添い語りかけてくる音が本当に聴きごたえのある二人の演奏は大きな拍手で迎えられました。感動でした。

 

 

⑦『星は光りぬ』♪榛葉さん。これももう最初からピアノの音が語りかけてくれるそんな音色が心に沁みて行きます。そして榛葉さんの歌声はピアノと共により一層の悲しさを持って語りかける悲痛なまでの全ての力を持って歌われていました。素晴らしかったです。

 

⑧『君が微笑み』♪今井さん。切々と歌う今井さん。高音の難しい表現と柴田さんが説明でした。

⑨『母さん、このお酒は強いね』♪榛葉さん。決闘に行く前にお母さんとの別れを歌う・・榛葉さんの声は心が震えるそんな歌声で聴こえて来ました。

 

⑩『アルヴァード、アーロ、隠れて無駄だ』♪二人で。この歌は運命の力の曲に添って演じられる懐かしいオペラを思い出します。

水野さんのオーケストラの様なピアノの響き・・二人のオペラ上演劇場の様な場面が続きます。テノール。バリトンの運命の力が渦巻くように伝わって来ます。

ドン・アルバロ、ドン・カルロの決闘に流れていく場面です。運命の力の音楽がずっと流れていく

盛り上げをピアノで表現してくれる水野さんでした。それに魅せられた私たちが息をのむ感じていました。素晴らしかった。大きな拍手がまた一段と大きく会場を包み込む熱演でした。今日の白熱したオペラ・アリアとピアノはどう表現すればいいのでしょうか?どの曲をとっても1部2部も大変な曲ばかりでしたが、大声援と大拍手の連続の会場一体となった夢の饗宴は終わりました。心地よい疲れと茨木の友達と二人で家路に着きまいた。

   

 

オペラアリアは出演者にとってもエネルギーのいる大作です。本当に素晴らしいしか言いようのない公演でした。

 

そのままに続いてのメドレーは二人の楽しいメドレーです。

 

⑪ ヴォラーレ

⑫ 遥かなるサンタルチア

⑬ 情熱

⑭ カタリカタリ

⑮ 太陽の土地

⑯ 恋する兵士

でした。

 

どの曲も好きな歌ばかり時には拍手、ソロでも歌う、その息の合っ歌は会場中を湧き上がらせる楽しい時間をアルテリーベの夜みたいな雰囲気でサービスしてくれたと思います。

 

お疲れのところを2曲も・・・本当に御馳走様でした。

アンコール

『ゴット・ファッザー』

『オー・ソレ・ミヨ』

 

本当に有難うございました。大大大満足の今日の公演でした。間違いもあります。直します。