今日は町田テノールコンサート行って来ました。

チョットしたお年玉をもらったような豪華な顔ぶれで

会場が大盛り上がりの会となりました。

 

今日は参加予定の松岡幸汰三さんが高熱のため参加できなくなって

急遽、芹澤佳通さんが参加でした。

 

プログラムは

 

 

素晴しい選曲・素晴らしいテノールの饗宴です。

会場満席です。最初から会場の雰囲気が違っています。

 

沢山の人たち男の方々が随分といらっしいます。最初からブラボーの声が

歓声と共に沸き上がりました。

 

 

20歳代の堀越俊成さんが『君に口づけしたい』情熱を込めて力強い

伸びるテノールの美しい声で歌い上げるそのエネルギーに酔いし知れる感じです。

テノールの見せ所『妙なる調和』『フェデリーコの嘆き』も

とても新鮮でした。

 

 

同じく20代の工藤和真さんは長髪にバーマ姿、柔らかい声で高らかに歌う

『帰れソレント』です。その歌声も聴かせてくれる素晴らしい歌声です。

『母さんこの酒は強いね』をアデイオ―と

身体が楽器の様な感じで圧倒してくれました。

 

この堀越・工藤さんは本当に20代なのかしらと思うくらい

体格もがっしりして大木の様です。貫禄が有ってとても若いとは

思えない若者でこれからのオペラ界を背負っていくのではないか

と言う気泊が感じられました。

 

 

芹澤佳通さんは急遽昨夜遅く決定したとあったのですがこれが

私にとってはお年玉の様に降って来た今日の代役です。

 

歌った曲はプログラムには無いので紹介します。

 

①『カンターレス』  (スペイン語で歌と言う意味))

➁踊り (ラ・ダンッア)

③ファウストより『清らかな住まい』

④道化師より『衣装つけろ』

 

昨夜遅く承諾してこれだけの歌を歌ってくれました。

古い昔から知っている歌声に磨きがかかり

また難しい歌を早口言葉で歌い、又独特のハイツェCの圧巻の歌声を

聴かせてくれました。今日はあえてうれしかったです。

 

 

私たちの榛葉さんは他の5人からするとひと回りも違う体格でしたが

負けないで榛葉さんでしか出せない仮面舞踏会より『永久に君を失えば』の

アリアを心を込めて歌ってくれオペラ全幕を思いだしました。

『泣かないお前』も身体が揺れるくらい

素敵な歌声で最高に良かったです。『おお愛する人の』

『春風よ、何故私を目覚めさせるのか』

これもお年玉みたいに嬉しかったです。

 

みなさんが負けないような歌声でテノールの良さを存分に出してくれる

この企画はいつもお正月の目玉になっています。

 

 

芹澤さんから40代です。3人目は小野弘晴さん。彼も声も響く

愛の歌をたくさんTANTOTANTO歌ってくれました。特に

ロドルフォになって『冷たき手を』を歌ってくれ印象的でした。

 

 

50台まではいかないまでも近いと紹介されました。

『マッテイナータ』『カタリカタリ』『人知れぬ涙』は良く

知っている曲ばかりでした丁寧に丁寧に歌う姿が印象に残ります。

最後にヴェルディの『私の~見よあの恐ろしい炎を』大作を

歌ってくれその歌声が圧巻でした。

 

アンコールはみんなで『誰も寝てはならぬ』『オ・ソレ・ミヨ』でした。

 

今日は壮大なテノールの祭典で存分に堪能して何回ものブラボーの荒し

めったにない町田の大きな祭典に参加できたこと

本当に良かったと思います。

 

 

そしてずっと大作の伴奏を一人でやってくれた土屋麻美さんに大きな拍手が湧きました。

柴田さんの名司会も長くもなく丁度いい時間でした。

 

アンコールはBravoの大拍手で鳴りやまない位の盛り上がりでした。

 

書きたいことは山ほどありますがこれくらいで・・どんなに楽しかったかが

伝わらないのが残念ですがこれで終わります。