会社勤めをしていると「有期雇用」いう話を
聞いたことがあるだろう。昔のような「終身
雇用」という考えは、もはやなくなっている
と思う。雇う側も雇われる側もその考えは
なくなっていると思うのだ。
ある社長から聞いた話だが、女性を雇う基準は
美人かどうか？だという。それはなぜか？
美人はすぐに結婚して寿退社してくれるからだ
という。
仕事ができるかどうかではないのだ。長い間
会社に居座ってくれると困るという理由なの
だ。まったく、どうしようもない社長だ。
こういう経営者が多かったとしたら、世も
末だと思う。
今の法律では有期雇用と無期雇用がある。
無期雇用は正社員という訳だ。有期雇用は？
アルバイト、パート、契約社員などがそうだ。
要は期間の定めのある方が有期ということに
なる。
有期雇用は５年経過して会社に無期を要求す
れば、無期雇用になるという。だから、会社
側は、４年目の契約更新時に「次回は契約更新
しない」旨を伝えるのだ。
無期雇用になれば、辞めさせたい時に辞めさ
せられなくなるからだ。しかし、有期雇用
社員側からみればどうだろうか？
あと１年でこの会社で働けなくなるという
ことを告げられるのだから、当然、モチベー
ションが下がってしまう。
まあ、１年間の猶予があるので、その間に
次の仕事を探せばいいということなのだが、
しばらくは意気消沈してしまうだろう。
今の中小企業は儲かっているのに、内部留保
しまくりで社員への還元はあまりしない。
誰のおかげで内部留保できているのか、
わかっているんだろうか！
こんなことを目の当たりにしていると、雇用
される側が嫌になる。なら、自分で起業して
やる！という気になる。でも、そう思うのは
自分も含めて少数なんだろうね。