【Zen2.0①】禅・マインドフルネスの国際フォーラム、盛況のうちに閉幕! | 心はいたってシンプルだった〜マインドフルネスな日々〜

心はいたってシンプルだった〜マインドフルネスな日々〜

ヨガ・マインドフルネス瞑想講師の児玉美保による「心」について思うこと

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”こころ”について、”わたし”について、

とことん考える2日間。

 

禅・マインドフルネスの国際フォーラム

『Zen2.0』

鎌倉・建長寺/鎌倉学園 にて開催

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この時代だからこそ”源流を問う”人が増えています。

 

時代が進み、技術が発達し、

物質的な環境はどんどん人の”すること”を

省く方向へと進むものの、

 

やっぱり人は、

”からだ”で触れて、”こころ”で感じなければ!

と憂う。

 

”すること”を積み重ねた先にしか、

達成感や幸福感がないことを、

本能は知っているんです。

 

 

【マインドフルネスの原点へ】

 

「マインドフルネス」という言葉が世間に広まったのは、

ほんの10〜20年の間。

(「マインドフルネス」とは、についてはコチラ)

 

心を痛める人が多くなり、

その原因を探ると、どうやら

 

「自らが自らを苦しめているらしい」

 

となった。

 

苦しみの原因が自分にあるのだから、

誰を責めることもできないし、

何かに当たることもできない。

 

 

じゃあどうしたらいいのか!

ともがいていると、

 

「そういう時は自分を許すんだよ」

 

という声が聞こえてきた。

 

 

この考え方を、

『マインドフルネス』

と言うらしい。

 

 

【禅へ還る】

 

『マインド』=こころ

『フル』=いっぱい、満たされている

『ネス』=状態

 

であるから、

 

『こころが今この瞬間に起きていることに

100%向かっている状態』

 

でいるといい。

 

この瞬間、あなたはこの記事読んでいるのに、

頭の中では全く別の考え事をしていないだろうか。

 

頭の中の時間軸は過去や未来をうろうろして、

今この瞬間を味わっていないではないか。

 

もしそうであれば、

そっと意識を今していることに集中させよう。

 

また考えが外(そ)れてしまったら、

再び戻ろう。

 

手元を観よ、足元を観よ、”今この時”を観よ。

そして、していたことは責めずに許そう。

只、自分を観よ、あるがままの自分を。

 

"今"に"心"を"修めよ"

とはまさに 『念修』。

 

禅とは、そんな人のこころの修め方を

教えてくれているです。

 

 

【禅の発信地・鎌倉】

 

禅宗は鎌倉時代に日本へ伝わり、

曹洞宗や臨済宗の教えとして広まりました。

 

鎌倉 建長寺は、臨済宗の大本山。

創建700年以上の歴史がある名刹です。

 

その時を重ねた由緒ある境内で、

”禅”に触れようと学べる機会を作ってくださったイベントが、

 

『Zen2.0』

 

なのです!!

 

時を重ねた700年前の教えを、

今この21世紀に教わる。

 

それが今なお、世界中の多くの人に

求められている。

 

なんともワクワク・ゾクゾクする

因縁ですね!!

 

 

・・・つづく