前回のブログで書いたが

私の酔い/クラクラ感(眼精疲労と判明した)は、

「眼の筋肉である毛様体筋が原因である」と切り分けに成功した。

結果として、

屈折や眼位異常を得意とする、梶田眼科に行く事が出来た。

 
この眼科で、

調節機能解析装置(毛様体筋による眼精疲労解析可能なオートレフ)や

斜位検査等をしてもらい、

「遠視」と「外斜位」と診断された。

 

そして、

「遠視」と「外斜位」のどちらも矯正される遠近両用プリズム眼鏡を

処方してもらった。

【遠視度数(遠方度数:0.5、近方度数:1.75)、プリズム(外斜位矯正:合計4プリズム)】

 

おかげで、症状は、60%程、減少した。

 

しかし、(何度かブログには書いているが)

実は、残り40%程、症状はまだあるのだ。

※ちなみに、回復した症状と残っている症状は同じもの

 

この事は何度か先生に話しており、

これまで、「眼鏡のフィッティングが問題」と言われ、(これも何度かブログには書いているが)

1月に眼鏡を使用開始し始めてから本日までの

8カ月の間に、先生に、直接3回フィッティングを実施してもらった。(+眼鏡屋1回)

 

毎回、フィッティングに起因する気持ち悪さは、少し良くなるのだが、

フィッティングでは改善しない症状は、残存したままである。

このフィッティングでは改善しない症状が、残りの40%の症状であり、

眼鏡開始前から悩んでいた症状でもある。

そして、遠近両用プリズム眼鏡を1月に処方してもらってから、減少してはいるものの

ずっと存在し続けている。

 

 

実は、今、この残りの40%の症状を改善する為に動き出そうと

6/24に決意したのだ。

※ちなみに、梶田先生は、既に、6/2の診察の時点で、プリズム量を上げた方が良いと言っていた。

 

私は、下のブログにも書いているが、

6/24に片眼コンタクト/両眼コンタクト(+1.75)にしたら症状が無くなったので、「眼鏡レンズ自体に問題がある」と思っていた。

特に、「プリズム加工に問題がある」と、少し確信めいた気持ちでいた。

https://ameblo.jp/zuchann777/entry-12607930675.html

 

従って、

私がこれからやる色んな実験をしても、

最終的に、梶田先生に、

「プリズム眼鏡が症状を引き起こしていたので、プリズム無し眼鏡か、遠視用コンタクトを処方してください」となるのかな

と思っていた。

 

 

そんな気持ちをもったまま、

この「残りの症状を引き起こしているの原因は何か」という切り分けの実験を実施することとなる・・

 

 

みなさんは聞いたことがあるだろうか。

「調節力と輻輳力」という言葉。

 

調節力とは、

毛様体筋を収縮させ、水晶体(レンズ)を厚くして、物を見る(焦点を合わせる)時に入る「筋肉の力」であり、

輻輳力とは、

近くの物を眼を寄り目にして見る時に入る「筋肉の力」です。

 

調節力の筋肉を毛様体筋。

輻輳力の筋肉を外眼筋(6本ある)と言います。

 

眼科に初診で行く前に、

私は、症状の原因が「毛様体筋にある」と切り分けたが、

眼科での処方で、

調節力(毛様体筋)、輻輳力(外眼筋)どちらも負荷がかからない、

遠近両用プリズム眼鏡というもので、眼精疲労が激減している。

 

私の中では、

「外斜位による外眼筋の負荷をプリズムによって、改善する」

ということは考えていなかった。

 

従って、

毛様体筋と外眼筋のどちらを使っている時に、

私が今まで眼精疲労を感じていたのかを切り分けて見ることにした。

 

まず、いつも良くしてくれるニコン眼鏡屋の担当者に、

「私は、調節と輻輳どちらが原因で疲労があるのですか?」

と質問したら、

「どちらも同時に、しかも自動で働くから、分からない」

という事だった。

※このどちらも同時に働くという事を調節性輻輳等と言う。

 

比較的近場のものを見る時に、

この二つの筋肉は、どちらも同時に使われる。

 

ただ、どちらも同時に力が入ってしまうのであれば、

私の眼精疲労が、どちらから来ているか迷宮入りになると思い、

「調節と輻輳のどちらかが全く入ら無くなるような状況を作れないか」

と質問した。

ただ、それは、脳のメカニズム的に難しいようだった。

 

 

そこで、私は考えた。

 

脳のメカニズム的には無理だが、

あくまで「毛様体筋(調節力)か外眼筋(輻輳力)のどちらが、私の症状を引き起こしているのか」を

切り分けるのは、

どちらかを固定した状態での、私の眼精症状変化を観察すれば良い。

 

つまり、まず、

「調節力が同じ状況で、プリズムの有無による眼精症状変化の観察」をすることで、輻輳力が原因の「眼精症状の種類」を測る。

プリズム有から無にすると、「ズキューン」という寄り目になる感覚の眼力が入り、同時にクラクラして気持ち悪くなった。

これを私は、眼精症状Aと定義した。 

 

次に、「輻輳力が同じ状況(見る対象が眼から15cm、全てプリズム眼鏡無し)で、度数の違いによる眼精症状変化の観察」をすることで、調節力が原因の「眼精症状の種類」を測る。

度数が+から-に変わる時、揺ら揺らする文字に対して固定してしっかり見ようとする感覚の眼力が入り、近くの物を見る時特有の気持ち悪さになった。

これを眼精症状Bと定義する。

 

そして、眼精症状AとBは、

体感として明らかに異なる感覚であった。

(検査結果や考察を画像で貼り付けています)

 

最後に、

「これまで私を苦しめていた症状」、「まだ残存している40%の症状」が、

この眼精症状AとBどちらなのかを紐づければ良いだけである。

 

少し、もったいぶって、

結果は最後に書きますね

 

 

この壮大な実験の開始の為に、実験材料の購入をした。

まず、100円ショップで度数の異なる度数の遠視用メガネ(単焦点の老眼鏡)を買った。

次に、今使っている遠近両用プリズム眼鏡と、「度数が全く同じで、プリズムが入っていないもの」をZOFFでオーダーで作った。

その他、遠視用コンタクト(単焦点)等も買った。

 

そして、2ヵ月間、眼鏡やコンタクトをかけたり外したりして

切り分けた。

(これは知りたい人は貴重なデータだと思っています。)

(印刷して見てもらった方が良いと思います、自由に使って下さい)

※内容が難しいと思う方は、画像の黄色い部分だけでも読んで下さい

 

 

①まずは、

眼鏡やコンタクトを固定してかけ続けている時の考察)

※かけたり外したりしない

(有無は症状の有無です)

 

 

②次に、

眼鏡やコンタクトをかけたり外したりした場合の症状変化の考察)

~輻輳力編~ 眼精症状A

 

※(追記)

片眼に眼帯してる状態で、プリズムメガネを掛けたり外したりしても、眼精症状Aは全く起こらなかった。

片眼では、輻輳が起こらないため。

超高速でメガネを掛けたり外したりしても、眼精症状Aは、起こらない。

 

③次に、

眼鏡やコンタクトをかけたり外したりした場合の症状変化の考察)

調節力編 眼精症状B

最終のまとめ

 

 

 

さて、結果です。

結果として、

「60%改善した眼精症状」

=(イコール)

「残りの40%の症状」(30分程の家事をしていると発生するクラクラ感)

=(イコール)

「眼鏡開始前から感じていた酔い/クラクラ感」

=(イコール)

眼精症状Aとなった。

 

 

 

従って、

この数式に当てはめると、

「今後プリズム量を上げて行けば、

更なる改善が見込める」

という結果となったのだった。

 

 

びっくりだが、

梶田先生が、6/2に既に言っていた「プリズム量を上げた方が良い」

ということをそのまま裏付けた実験となったのだった。

 

 

ちなみに、明日9/12、そのプリズム量を上げた眼鏡が完成する

 (合計プリズム量4を 6に変更)

 

明日眼鏡をゲットして、

この数式と、梶田先生の治療方向性が正しかったことを証明できることを切に願う・・

 

 

次に、この続きのブログを上げるのは、

眼鏡に慣れてからでないと、

症状改善の観察が出来ないので、

最低でも2週間以降になると思う。

 

 

それでは・・

 

 

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