赤い背中に憧れて

赤い背中に憧れて

愛する「Manchester United」のことをつらつらと。

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いろいろとあって更新してなかったけど、

来シーズンに向けて前向きに。


まず、ロナウド。まあ、しょうがないよね、レアル行きたいんなら。

これまで重要な試合であまり活躍しない、

試合を決めるような活躍はあまり出来ない、

なんていわれてましたが、今年は決定打を決める選手になっていたので、

若干不安ではありますが、まあ切り替えていきましょう。


それにしても、「ManUに行きたい!ずったファンでした!」

って選手っていないよね。何でだろ???

やっぱイングランドの片田舎(こういったら失礼かな)にあるからかな・・・


来季に向けて考えると、

圧倒的に今のユナイテッドに足りないのは、


「パスとトラップの精度」


きちんと相手の真正面にパスを送る、

思ったとおりのスペースにパスを送る、

ボールは次の動作につなげられるようにきちんとトラップする。

あたりまえだけど、バルサとの差はこれにつきたかと。


メッシ、シャビ、イエニスタ、アンリ・・・

トラップとかパススピード&精度とかハンパないね。

それに比べたらうちは・・・


そういう意味では、やっぱりルーニーとベルバトフなんだろうと思う。

意外とロナウドはトラップとかそんなにうまくない。

ルーニーとベルバトフを中心に正確なパスとトラップをベースに、

後は出来る限りのフリーランニングとロングパスを活用する。

これがユナイテッドの目指す方向性かと。


バルサは基本的にショートパス&ワンツー、良いところでドリブルなので、

もう少しダイナミックに動かせばうちのよさは出るかと。



そうなると、誰がいるのかねぇ。

そんなに何度も見たこと無いけど、ベンゼマはそれに当てはまるのかな。

ってゆーか、ファーギーはそういう選手好きなんだろうね、もともと。

トーレスをずっと狙ってたし。


ビジャとかもいわれているけど、ルーニーとどう共存するかはちょっと謎。

なんかワクワクはするけど。


あ、あとファンの皆様には人気なので書き難いですが、

個人的には高い金払ってまでテベスは要らないかと。

上記のようなポイントに最も遠い選手ですから。

(CL決勝戦でもやっぱりトラップは酷かった・・・)


個人的には、シャビやイエニスタのような中盤をダイナミックに動かせる、

もう少しショートパスと自分のドリブル主体の選手が欲しいな。

キャリックとうまくマッチすると思うんだけど。


まあ、少し様子見るしかないですかね。



はぁ、シャビが欲しい。



この間記事を書いたとき、

「ユナイテッドは昨年とプレイスタイルが変わり、テベスは活きない」

と書きました。


しかしながら、

先日のプレミアでの「ユナイテッド 5-2 スパーズ」の試合を観て、

それはある一面では正しかったのだけど、

それが最終的な答えではないのかも、という

新たな可能性を見せてくれた気がした。


前半は言わずもがななので書きませんが、

後半に入って「ナニ」に変えて「テベス」投入。

(関係ないけどナニは厳しいなぁ・・・

 根本的な意識改革が必要な気がする)


フォーメーションは、

4-5-1(4-2-3-1)


テベスをワントップにおいて、

ベルバトフを中央の下がり目に、

左右にルーニーとロナウド。

中盤センターにフレッチャーとキャリック。


このフォーメーションになったことで大きく変わったことが三つ

①ベルバトフが中央でボールを受けることでタメができる。

 この瞬間に、ルーニー、ロナウド、テベスの三人が自由に動き

 様々な仕掛けが出来る。

 また一度ためて戻してから、キャリックが広く仕掛けられる

②ルーニーがサイドに開くことで、仕掛けの幅が広がる

③テベスがワントップとして前線に張ることで、

 チェイシングが生き、さらに、フィニッシャーとしても生きる


これまでどうしても2トップの一角としてベルバトフがいると

ベルバトフともう一人のトップの位置関係は横が基本になり、

ベルバトフが下がってボールをもらったときの選択肢が狭くなる。

特にテベスとはコンビネーションが合わないという場面が目立った。


それがこのフォーメーションにすることで各自の役割が明確になり、

さらにそれぞれの特徴がうまくいきるようになった。


ルーニーもサイドはもちろん本職ではないが、

サイドに開いてからドリブルで切れ込む、シュートを打つ、センタリングと

どれも高いレベルでこなせるので、ディフェンダーにとっては

さらに怖い存在になっているはずである。


こうなるとテベスの価値も上がる。

ポストプレーはベルバトフに任せて、

自分は点で合わせるために絶えず動き回る。


ファーガソンがどこまで狙ったかはわかりませんが、

これからの可能性を感じる一試合でした。



CLのガナーズ戦 1-0 は、

同じく、3トップで、攻撃的な下がり目には、

フレッチャーとアンデルソンが交互に上がるという位置関係。

スパーズ戦同様、見事に機能し、それぞれに持ち味がうまく生きていたと思う。


ただ、結局一点・・・残念。

テベスはやっぱりフィニッシュが・・・


まあでも覚醒したユナイテッドならエミレーツでもやってくれると信じてます。


ちなみに、長くなったので書きませんが、

アンデルソンはこのところほんとに良い。というか成長している。

同期入団のナニとは大違い・・・

それはまた今度。

ブログ書こうと思ったものの

結局仕事が忙しすぎてかなり放置してました。

まあ、気力も起こらないような残念な試合が続いていた

という面も否定できませんが。笑


今日は「テベスの未来」について


テベスはまだ来シーズンの契約延長していない模様ですが、

おそらくギリギリまでファーガソンは判断待ちしているのでしょう。

いたら戦力になるけど、もっといい選手が獲得できれば放出も・・・

契約延長にはかなりお金もかかるみたいですからね。


まあいずれにしても昨シーズンに比べてパフォーマンスが低下していることは

明確なのでそこらへんで、自分が思うことをツラツラと。



テベスのパフォーマンスの低下(ManUにおける)の原因は主に二つ


①ベルバトフの加入

②キャリックの進化


ベルバトフが加入することで最も変わったことは「”ため”と”淀み”」

昨シーズンのユナイテッドはロナウド、ルーニー、テベスを柱にした

出来るだけ直線的でスピーディーな展開を戦略としていた。

ベースにあるのはカウンター。

なのでテベスの点で合わせる能力や前線からのプレスは有効であった。


しかし今シーズンのオフェンスはベルバトフを最大限に活かすように、

前線のベルバトフに当てて”ため”を作るようになった。

タメを作りながらゲームの主導権を握り、相手の隙をうまく探っていく。

どちらかといえば曲線的な、よどみのあるサッカーをしている。


こうなるとテベスは厳しい。

まず第一に、これはテベスの弱点であるのだが・・・

テベスはファーストタッチのトラップが下手。

さらにファーストタッチからすぐさまためることが苦手。


ボールを取った後のキープ力は申し分ないのだが、

点で捕らえてキープ体制に入る技術は低い。


去年までならダイレクトでさばくか、自分で戻ってボールをもらって、

キープすることが多かったので気にならなかったのだが、

今年のようにとりあえず前線に当てて一瞬のためとキープを求めるようになると、

とたんにテベスでは厳しくなっていく。ヘディングもさすがにそこまで強くないので。


さらにこれに追い討ちをかけたのがキャリックの進化。

去年はどちらかといえばスコールズとセットで、アンカーの役割を担って、

センターバックの前のスペースを埋める、ボールを左右にさばく、がほとんどの仕事であったが、

今年は自ら動く、自分で前に責めるパスを通す、ということが劇的に進化した。


逆に言うと、センターのキャリックがそれを志向するために、

さらにチーム内の直線的なサッカーは影を潜めタメを作りながらすくを見つけて刺す、

というサッカーになってきている。


これではテベスの生きる場所が無い。

マチェダがこのところ活躍しているのも偶然ではないだろう。

前線で体を張ってキープできる技術と気持ちが彼には確実にある。


こうかんがえると、ManUの進化を進めていくためにはテベスの役目は

”このチームでは”終わってしまったのかもしれない。

もちろんテベスの能力を疑う術は無いのだが、

明らかなミスマッチが起こっている現状にどう判断するか、

ファーガソンはこんなことを悩んでいるのであろうか。


まあとにもかくにも明日は運命のポルト戦。

テベスが出場すれば全身全霊で応援しますけどね。笑