ManUを応援することが自分のライフワークになり・・・
しかも、毎回試合を見ている度に気になることがいろいろと出てくるので、
自分の日記代わりということでblogを書くことにしました。
で記念すべきは
ManU VS Inter チャンピオンズリーグ決勝ラウンド一回戦
楽しみにテレビの前で構えていると、スタメンにルーニーの名前が無い・・・
ブラックバーン戦でフル出場していたのでイヤな感じもしてたけど。
まあ、ルーニーも復帰して2試合、得点は取れているけど、
再度に開いたり中盤まで戻ってタメを作るような運動量はあまり無いので、
まだ本調子ではないのかなと思っていたので、納得はしたが。
エブラのセンターバックにも若干期待はしたが(笑)
やはり、オシェイ、エバンスは間に合ってスタメンに。
前半は圧倒的にユナイテッドペース。
中盤の底にフレッチャー&キャリック、その前にギグスといった感じで、
4-4-2というよりは、4-5-1(4-2-3-1)で、
中盤を支配。
ロナウドも久しぶりに全快といった感じで、
積極的にドリブル&シュート。
キャリックが相変わらず絶妙なロングフィードと前線への上がりでチャンスを演出。
パクはマイコンをうまくマークして守備に専念。
ということで、ファーギーの戦略
①中盤の数を増やして支配
②ロナウドの右サイドを中心に崩し
③左サイドはマイコンの攻め上がりを防ぐためにパクがきっちりカバー
は成功を収め、何度もゴールチャンスが生まれる展開に。
特に最初の頃はチェルシー戦を髣髴とさせるような動きとモチベーション。
まあここで決められないのが・・・
インテルはイブラ、アドリアーノ2TOPはあまり機能せず、
センターのリオとエバンスがしっかりカバーすることでトップにボールも収まらず、
しかもトップと中盤のスペースが空きすぎているために、
トップが落としても底からの展開が出来ない・・・
と攻撃の形がまるで作れんないという状況。
というか、ムンタリはどうなんだろう・・・
インテルに行ってからはじめて見たけど、そもそもあまり可能性を感じない。
モウリーニョはミケルやエッシェンになって欲しいんだろうけど。
という感じで全くといっていいほど消えてました。
で、楽しみに後半に突入したら、あら驚き。
インテルが戦い方をガラッと変えていた。
2TOPはあまり前に張らずに少し下がり目でボールをもらう。
イブラは左サイド(ユナイテッドの右サイド)に流れて縦の突破。
中盤も前半は消えていたスタンコビッチが積極的に前に上がり、
2TOPとスタンコビッチがうまく機能し始める。
モウリーニョが指示したのは、
①DFの中ではオシェイが穴だからイブラはオシェイサイドに流れて縦突破
②ユナイテッドDFはTOPに厳しくカバーするから、
逆に2TOPは少し下がり目で余裕を持ってキープする
③空中戦では勝ち目がなさそうだからクロスはグラウンダーで
といった具体的で的確な戦術。
これがうまくはまり、後半最初はインテルペース、
でも結局、お互いかなりテンションが高かったのでオーバーペースでお疲れモード。
ロナウドは完全に後半は消えてました。
ドロー。
なんか、うまくモウリーニョにやられた気が・・・
で、タイトルの戦略家と戦術家の話。
ファーギーは、試合全体の戦略(相手にどう勝つかの方針)を徹底させるのがうまい監督。
一方でモウリーニョは相手に対して的確に戦術(戦略を実行するための具体的な作戦)を
指示するのがうまい監督。
もちろんどちらもすばらしい監督なんですが、改めてモウリーニョの戦術家としての
すばらしい手腕を垣間見た気がしました。
今のプレミアにもこういう監督はいないね。
こんなに後半になってうまく流れを変えられたことなんてほとんど無い。
なので、セカンドレグは結構不安。
まあ、ブラウンかギャリーが復帰して、
キャリックとギグスの中盤でキャリックがアンカーとして働けば何とかなる気もするが。
でも、なんだかんだでルーニーに期待。
<採点> 平均は5.0
1 Van der Sar 5.5
22 O'Shea 4.5 (やっぱりサイドバックのオシェイは厳しい)
5 Ferdinand 5.0
23 Evans 5.5 (リオより安定していたね今日は)
3 Evra 5.5
7 Ronaldo 5.5 (後半は消えてたね)
16 Carrick 6.0
24 Fletcher 4.5 (怪我して以来、まだ本調子に戻らない・・・)
11 Giggs 6.0 ★(マンオブザマッチ)
13 Park 5.5
9 Berbatov 5.0
10 Rooney 5.5