第2幕の感想です。

2幕からはほんっとに暗い。暗すぎる。
最初は明るいんですよ。ハバナのシーン。終演後にここ思い出すという…
そこからは、話の流れが早い早い。デボラは監督に裏切られて、禁酒法の撤廃によりヌードルス達は廃業…これが悲劇へと導くのです。
マックスが銀行(おそらく日本で言うと日本銀行本店みたいなやつ)を襲撃しようとし、キャロルはそれを止めるために警察に密告しろと。ヌードルスは悩み悩み密告したら、はい警察がクズで、行ったメンバーは全員殺された(と思われた)ヌードルスだけ連れて行かれずに悲しいことに命拾い。マックスは生きていて、その後回想シーンが終わります。初老期のヌードルスです。あの時代だと40代くらいだったようです。キャロルの入院先に行き喋りますが、キャロル老けすぎじゃありません??記憶喪失とか色々あったとはいえあの短時間であんな老け顔にできるとは…そして、デボラ登場。もう驚き。ベイリーフ長官って一路さんのJFKのイメージがあって、その時系列で考えてました。まさかデボラが愛人になっているとは…そこではそこまでのことは考えてなかったんですけど…
※ここからネタバレします(6行間のみ)
パーティーの招待状がベイリー長官から届き、それには来るなと懇願するデボラ…ヌードルスがパーティーに行くと、まさかのマックス。驚きですよ。このラストは。殺せと頼まれるものの殺さずに帰るんですね。マックスは中で脳天を撃ち抜き自殺。最後にヌードルスが青春の思い出を振り返り、熱唱して幕です。
さて、フィナーレです。朝美さんと彩凪さんの主題歌から、(イマイチ主題歌がどれか分かってない)ロケットに繋ぎ、望海さん率いる娘役さんたちとのダンス。男役群舞、デュエットです。雪組はショーも見たい。(芝居だけだと暗いというのもある)フィナーレでは、リフトがあったりと結構ハードそう…
パレードの羽根と衣装が綺麗だと感じました。
終演後の舞台挨拶で、今年も沢山夢を見にいらしてください。と、今年は色々とあるので見に行ける公演は限られてますが…出来る限りで行きたいなと思います。
で、映画版のことを観劇後に調べたのですが、
再びネタバレ含みます。
マックスの死因はゴミ収集車に突っ込んだことによる死、その上にデボラとの再会はパーティーで、子供もいたし、最後がもっと謎らしく、微笑みと言ったり満面の笑みと言ったり色々言われてますがとにかくラストは満面の笑みらしいんですよ。宝塚版では昔を思い出しての、みたいな歌の中での笑顔だったので自然でしたが、映画の評論でも結構書かれてましたが、結局1番まともに終わったのは(まともではないかもだけど…)ヌードルスだけ。あんなに真面目そうだったキャロルも最後はあんなんだし、なんというか、重い。映画と照らし合わせても重いんです。説としては、初老期のシーンはヌードルスの妄想だという説もあるようで…疲れはしますが、なんというか…悪いんじゃない、すごく良いんです。なので、まあ、見てみてください。(映画もレンタルとかでみたい)

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