先日、ふとした瞬間に、昔入院していた時のことを思い出しました。もう、10年近く前のことです。まだ、松本医院を受診するかなり前の現代医療を行っている時代でした。

 

 

 入院していたフロアーの壁に宣伝チラシが貼ってあり、講演会の宣伝のようだった。

 

 覗いてみると、「お笑いのプロ達が公演しに来るので、是非皆さん参加してください~」といったものであり、

 

 『是非、病気をやっつける為にも、沢山笑って自分の免疫を上げましょう!!』

といった文言が大きく印刷されていた。ガン患者さん向けのチラシであったのかもしれないですね。

 

 このとき、私は免疫を下げる免疫抑制剤(免疫調節剤)を服用していて、自分には関係ないことだと思いつつも、なんだかとても違和感があったことを覚えています。

 

 

 同じ病院内で、一方では「免疫を上げましょう!!」、と謳っていて、他方では、「免疫を抑制する処置」を行って免疫を下げている。

 

 その当時は、同じ人間なのに真逆な治療をしているなぁと、何だか矛盾していることを感じつつも、自己免疫疾患だから免疫を抑制することは仕方のないことだろう。。。

 

 日本でも最も専門性の高い医者たちが言っていることなのだから。。。

 

 免疫を抑制する以外に他に方法があるのだろうか???。。。

 

 こんな感じでしたね(^^)。

 

 

 それまで、何十年も医者や看護師、書物など、その他色々な情報から、「自分の免疫が異常になり暴走することで、攻撃する必要のないもの(自分自身や食べ物など)にまで、攻撃してしまう。それが自己免疫疾患という病気なんだ。」と。

 

 このように、ずと言われ続けてきて、そういう病気なのだろうと全く疑いもせずに、これで身体は必ず良くなるんだと無理やり思い続けていたような。。。。

 

 

 私の場合には、免疫を抑える現代医療でも免疫をコントロールできず、結果的に免疫を抑えない漢方治療に切り替えざるを得ない状況になりました。

 

 現在は、大きな意味でのリバウンド中ですが、何とか仕事ができ、多少の不自由はありますが、それなりに楽しく生活できる幸せを実感しています(^^)。(注:漢方治療に切り替えた直後のリバウンドはとても酷かったので、途中から漢方治療に切り替える場合には、相当の覚悟が必要です。)

 

 

 私は、現代医療が行っている免疫を抑制する対症療法に適さなかったいわば現代医療の不適合者です。ですから、何とか生きるために、家族を守るために、現在の漢方治療を選択しました。

 

 現代医療に適合して、普通に楽しく生活できる適合者であったら、それはそれでいいのではないでしょうか。

 

 患者の立場としたら、たとえ完治しなくても病気が悪化せずに、普通に生活できることが一番ですからね。それが私の場合には、現代医療でなく、漢方治療であったということです。

 

 結果的に、漢方治療によって救われましたので、まだ、不自由な部分も残っていますけど、漢方治療に切り替えて良かったと感じておりますよ(^^)。

 

 

 上記した約10年前のチラシを見たときに、まさか、10年後に免疫を上げる治療(免疫を抑制しない治療)をすることになっているとは夢にも思っていなかったですね(笑)。

 

 現在は、自分のストレスホルモンによって免疫を下げ続けないことに注力しています(^^)。笑いによる免疫アップのためのお笑いDVDを何にしようか、いつも考えているところです(^^)。やはり、笑うことは大切ですからね。

 

 

 人生、どこで何があるかわからないものです。塞翁が馬ですね。