前の記事で、「腹筋の引きつり現象」について少々書きましたが、その後、更に悪化して明らかに腸の蠕動運動が不規則(動きが悪くて違和感がある)になっている、普通でない症状を感じるようになりました。
たまに、膨満感のような症状もあり、現代医療時代に経験した悪夢が蘇ってくる時も・・・。松本先生に現状を説明するにはいいタイミングであると判断し、先日、久しぶりに松本医院を受診してきました。
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今回の採血では、EBV(エプスタイン・バール・ウイルス)やCMV(サイトメガロウイルス)も調べてもらいましたが、予想した以上にプラス状態(EBV:10倍以上、CMV:30倍以上)で少々ビックリしています(^_^;)。。。
松本先生からも、『CMVが物凄く多いで~長年免疫を抑え続けてきた結果や~でも、落ち込むことはない~!!』っと脅かされつつフォローして下さっていただきましたが、松本先生も気を遣ってくださったのでしょう。
やはり、免疫を抑える医療は、結果的に新たな不快な症状(発熱・腹痛・下痢・目眩・倦怠感・・・)を出現させてしまう原因になると痛感した次第です。
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免疫を抑える医療では、不快な症状が出現すると、さらに強力に免疫抑制をすることで一時的にその場しのぎを行います。その結果、免疫抑制をしている間にEBVやCMVが沢山増殖することになり、増加したそれらのヘルペスウイルスによって不快な症状が更に出現し、また、一時的な免疫抑制をする・・・。
この繰り返しで、結局最後は、手術が必要になるというまさに「負のスパイラル」から抜け出せなくなります。私の場合には、まさにこれが現実に起きました。私の友人にも何人も同じ状況に陥っている患者さん達がおりました。本当に本当に恐ろしいことです。
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免疫を強力に抑える医療によって、体調が安定している患者さんたちは、免疫を抑えられるレベルであるので、まだ、切迫状態ではないので多少の落ち着きをもてるかもしれません。
しかしながら、私を含めた免疫を抑えられないレベルの難治性の患者さんたちは、一時的には免疫を抑制できるかもしれませんが、時間とともに(個人差はあると思います)必ず必ず免疫が復活しますので、確実に負のスパイラルに陥ります。
しかも、免疫を抑制すればするほど、復活したときの悪化症状が以前よりも酷くなるというおまけ付きです。
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私の現在の不快状況は、免疫を抑える医療を何十年という長期に亘り行ってしまったための結果であると認識しています。全て自己責任ですが、その長期間にEBVやCMVを好きなだけ増殖させてしまいました。これは検査結果からの明らかな事実であり、正常範囲(マイナス範囲)の何十倍ものヘルペスウイルスが・・・・。参りましたねぇ。。。
今回の採血結果で、今まで出現していた不快症状の理由がよ~く判ったような気がしましたね。漸く、本丸を見つけたようなそんな気分にもなりましたが。。。
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松本医院を受診してから、CRPも略0.5以下を継続していたのですが今回は0.85と少々高めになっていました。それでも、この程度では酷い炎症状態ではありません。現代医療を続けていた頃は、略2.0以上(プレドニン使用時は0.0の時もありましたが、最悪の時にはプレドニン使用でも3.0以上は出ていました。)が通常であり、腸の穿孔による腹膜炎の時には10近くありました。
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今回の炎症は腸の蠕動運動の異常とリンクしているのではと感じています。現代医療の時代であれば、今回のような症状のときには狭窄を疑うのが現代医療の常識です。しかし、今まで何回も狭窄による手術を経験している立場からすると、今回は今までとは少々勝手が違う感じです。今までに経験していないような症状???といったところでしょうか。
もし、狭窄であったら、こんなに悠長にしていられませんし、ましてや仕事や食事などできませんでしたからねぇ。。。私の場合には、今までは前触れもなく突然襲ってきましたから、厄介なんですよ。
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明らかなのは、腸の動きが悪いような、蠕動運動が不規則で、蠕動運動している腸の筋肉が正しく動いていないような。。。N君の図解にも説明されていましたが、もしかしたら、腸の固有筋層にCMVが感染していることによって、腸の動きが不規則になっているのでは??と想像していますが、そうではないかもしれません。
いずれにしても、CMVあるいはEBVが悪さをしていることによる不快症状であろうと考えていますが、これらのヘルペスと免疫との戦いによって結果的に狭窄にならないことを願っています。
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今回の漢方薬は、ヘルペスウイルスに対する「治打撲一方湯」が新しく追加されました。また、EBVに有効な抗ヘルペス剤のアシクロビルもお願いしました。
この新漢方薬をスタートしてから約3週間が過ぎましたが、現在の自分にはとても効果があるように感じております。明らかに腸の蠕動運動が正常方向へ改善されてきました。
また、アシクロビルも3週間以上続けて服用していますが、その効果も重なっているのかもしれません。アシクロビルを今回のように継続して使用したことは今までありませんでしたので。
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やっと敵が明確に判ってきましたので、あとは、この敵をどのように退治するかを考えなければなりません。今まで、モヤモヤしていたものがハッキリしたのは良いことだと思いますが、かなり手強い敵ですからねぇ。そうとう険しい道のりになると覚悟しつつ、松本先生やN君に色々と相談しながら、粛々と一歩一歩前進していこうと考えています。
欲を少なくして、足るを知るで行きたいと思います(^^)/。
少欲知足(しょうよくちそく)ですね。
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昨日、CMVに対する抗ヘルペス剤のことを松本院長と電話でお話しました。。。
CMVに対する抗ヘルペス剤は確かに存在しているけど、「少々問題あんのや~」と言われました。抗ヘルペス剤が高価であることはN君から聞いていたので、そのことかなと思っていたら。。。なんと「副作用が強いのや~」でした。
そうなのかぁ。。。その後、ネットでCMVに対する抗ヘルペス剤について簡単に調べてみたところ、確かに副作用として骨髄抑制や血小板減少などがあるようです。
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というわけで、一旦、アシクロビルと漢方薬とで対応することになりました(アシクロビルはEBVに効果がありますので)。CMVに対する抗ヘルペス剤を使ったとしても、CMVをやっつけるのは自分の免疫ですからねぇ。
しっかりと、免疫を下げない生活を心がけて行きたいと強く強く感じましたね。 自分の免疫を信じたいと思います(^^)。
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