只今興奮状態につき、夕べから今朝にかけて、この一晩で起きたことをメモらせてください。精神沈静も兼ねて
<事前調査日誌1>
南アはナミビア、ボツアナ、ジンバブエ他と国境を接している。
一昨日だったか、ジンバブエの情勢が非常に悪化し不安定な状態だとニュースになっていた。不安。
ナミビアはナミブ砂漠という本当に美しい砂漠とそこに棲む変わった小生物や植物が超魅力的!で、昔からすごーく行きたいと思ってる場所。先日、現地で野生動物の写真を撮っているカメラマンに見せてもらった写真は、そんな私の思いに拍車をかけた。大西洋の大海原を背に、砂漠に佇む美しい動物達。想像もしたことのない風景に感激!!! とはいえ、その写真撮るのに相当粘ったらしいので、たとえ同じ場所に行ったところで目の当たりできるもんじゃない(当たり前だよな、だって、そんな光景見たことないもん)。
一方のボツアナはカラハリ砂漠とオカバンゴデルタ(湿原)、荒と潤、対極的な二つの景観を有する国。こちらも野生動物の宝庫だ。テレビの空撮で見るボツアナは圧巻。
自然が自然のままに残っている場所は、4WD(四輪駆動車)でも相当アクセスが困難らしい。そういう中にポツンポツンとキャンプ場が点在。自前テントの自炊が原則?ごくまれにテントじゃない宿泊施設が設置されているというイメージ。それもせいぜい6部屋程度しかないこじんまりとした感じ。これらの場所に住所はない。場所はGPS表示だ!!!スゲー。
いくつかいい感じの場所を見つけ、行きたいと問い合わせるも、返事がないかあってもイッパイか。そりゃそうだ。ただでさえ、そんな限られたキャパな上に、イースターホリデーとぶつかったとあっては所詮無理なのだ。
これらの国に関してフォローしている日本語のガイドブックは・・・本屋でも見付からない。
地球の歩き方の南アフリカ編の中にちょこんとくっついているのを見つけページを開くも、ナミビア5ページ、ボツアナ4ページ。タイトルの国名の下に砂漠やライオン、ゾウの写真を載せて、言語・通貨・民族・電圧・・・その他基本情報(人口・面積・宗教・時差・祝祭日・政治・元首・首都など)を列挙すれば、残りの掲載情報量なんて知れている。つか、個人旅行者にとっては情報力ゼロに等しい。
あああ・・・頭抱える・・・
が、やっぱね、このドタンバにきて神はキタ━━━(≧▽≦)━━━!!!
すごーいトコ、見つけた。しかも泊まれる可能性が残っているらしい。
川べりの部屋。ベッドルームから雄大な自然がダイレクトに眺望できる。大自然のど真ん中に位置するロッジ。そのまま直接川に飛び込めそうに見える。が、その川にはもちろんカバやらワニやらいるだろう。川向こうからはゾウがこちらを見ている。そんな構図がありえる場所。お一人様推定1泊7万円以上・・・。た、高い
実際にはそんな光景は余程ラッキーじゃなければ無理だとおり込んだところで、景観の素晴らしさは言葉じゃ語れない(あくまで写真で見た限りなんだけど)。
私にとっちゃ、清水舞台だが、飛び降りてでも泊まる価値がありそうに見える。
しかもね、各ロッジ、各ロッジ、セスナをチャーターしての移動ですよ。気分は世界の大富豪!
一体全体いくら必要なんだ???
ドンブリ勘定の私、大丈夫なんだろか????
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は~、でもね、かなり断られてるだけに、泊まれるってだけで幸せの域です。
マダガスカルのドロドロ旅行とはエライ違いです。
旅のコンセプトが変わると、旅のあり方も大分変わるんだな。
ま、両親に長距離バス移動とかテント泊はさせられないものな。
マラリアも心配だし。下手すると死ぬからな。
因みにマラリアの話、マダガスカル旅行記でさせて頂く予定でごわす。
さ~て、南部アフリカ大陸の旅が5割程度でも決まってきたら、急ピッチでマダガスカル紀行を綴ります。一人旅の極意が詰まってると自分では思ってるところなので。ぜひ、一緒に楽しんで頂ければと思います。(ドロドロ旅行、好きなんす)