Vol.2 ジョハネスバーグの国際空港到着!
基本的に、どんな国であろうと、「空港の中なら安全だ」。(←空港=入国前エリアのこと)
「入国審査→預け荷物の受取り→税関検査→入国」の運びとなるので、税関前までは多少ボッとしていても死ぬことはない。トイレとか、歯磨きとか、のんびりやりたいことがある時は、入国前にすませることにしている。その後、どんなのっぴきならないことが起きるかわからないから・・・(それに同じ空港内でも、飛行機に乗らない人達も自由に使える公衆便所的トイレより、入国前エリアのトイレの方が清掃が行き届いていることが多いし)
因みに、今回は、荷物は全て機内持ち込みとした。チェックインラゲッジはゼロ。アフリカへ何度となく旅行している両親は、何度も荷物が出てこなくて困った経験者。南ア入国時にも3日も荷物が見付からなかったことがあったらしい。未だに、そんなことあるのね・・・。お陰で、あっという間に入国。
南米やアフリカでは、首都でも小さな空港のことが多い。石垣島の空港より小さかったりする。で、税関検査通過後、ドワッと現地民に取り囲まれ死ぬ思いをすることがある。恐ろしい数の物乞いが一気にしがみついてきたりする。身包み剥がされる・・・
さてジョハネスではどんな歓迎を受けるのか?
・・・
ふ、普通?
怪しい雰囲気がまるでない。やや拍子抜け。
しかも、ちょっとキョロキョロしただけで、ジェントルマンが寄ってきた。一発目は一瞬身構えたが、すぐにお助けマンと判明。とても親切でフレンドリーなインフォメーションセンターの人だった。わからないことは何でも教えてくれた。電話のかけ方まで(;^ω^A
ヨハネスブルクは明らかに生まれ変わっていた。少なくとも空港は。
バッチ&名札をつけたスタッフやポリスマンが1mおきにいるといっても過言ではないほどセキュリティー対策は万全!
物乞い、客引きゼロ!タクシーや宿泊施設系の客引きも全て登録業者のみが行っているようで、非常に安心できる。
3年後、サッカーのワールドカップ開催に向け、急ピッチで空港の整備・改善を行っているようだ。施設自体も増改築中。これなら安心してサッカー観戦にも行けそうだ。
ただし、中心部は相変わらずのようで、一人で歩くのはNG模様。一般住宅には鉄条門に有刺鉄線を張り巡らせるのは当たり前(ってヨーロッパだってそういうトコ多いけど)。日本の平和が身に沁みる。
それでも、高級住宅街なんかはかなり安全。そういうとこには超巨大ショッピングモールもあったりして(日本のデパートの4倍の大きさはあった)、周辺一体は平和地域。私も一人でブラブラできたし。
よかったよ。
ジョハネスバーグさえクリアできれば、生きて帰れる筈だから・・・(←この時私はまだまだ野性をなめてたからね・・・つか、ボツアナをなめてたからね、単なる大名旅行のつもりだったから。)
次回は南部アフリカ最大の観光名所「ビクトリアフォールズ」に行くよ。
両親は、以前、乾期に行ったことがあったのだけど、今回は雨期なので、また違った一面も見れるかも・・・ってことで無理矢理行程に組み込みました。一応見ておこうと思って。