私の母が、がん闘病中の時、
とても助けになった治療がありますので、
なんの利害関係もない、一人のユーザーの感想として読んでください。
母は婦人科由来の癌が見つかった時、ステージ４で、
すでに複数個所に転移もしており、どこ起源の癌かもはっきりしない状態でした。
手術はできない、ということで、
抗がん剤での治療が始まったのですが、
がん細胞を攻撃すると同時に、健康な細胞も傷つけてしまうため、
みるみる母は弱っていきました。
そこで、母の体調を少しでも整えるため、
家族としても色々と調べ、試したのですが、
母に一番、目に見えて効果があったのが、
「超高濃度ビタミンC点滴療法」
というものです。
高濃度ビタミンCというのは、よく美容や疲労回復として
点滴をされる方がいるそうですが、
これと、「超高濃度」というのは別物ですので、ご注意ください。
たまたま、母の治療法を探して
書店で見つけた本がきっかけないのですが、
この本はすでに廃版となっていました。（2008年出版）
同じ著者で、おなじく
超高喉ビタミンC点滴療法について書かれている本がありましたので、
こちらをご紹介します。
希望の抗がん剤点滴ビタミンC---600の症例が語る
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水上 治
河出書房新社
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どんな治療法にも個人差はありますので、
ご家族に、がん治療中の方がいると、なんとしても治してあげたい、
でもまた空振りかもしれない・・・
と、心が揺れることが多いのではと思います。
我が家はそうでした。
探し求めるというのは、精神的にも非常に疲れます。
まずは私が、
「超高濃度ビタミンC点滴療法」の本を読んでみたのですが、
これは他の代替療法とはレベルが違うと感じました。
患者である母は非常に敏感に、繊細になっていましたから、
まずは看病する側で話し合い、
段取りを調べてから本人に大まかな説明をして同意を得て、
すぐさま点滴療法を受けに病院に行きました。
すると、一回目を受けた当日から、
「なんか楽かも・・・気のせいかもしれないけど・・・？」と母。
二度目、三度目、四度目、、回数を重ねるごとに、
「気のせいではない！身体が軽い。抗がん剤の副作用の苦しさがない！」
と言うので、
さらに週に二度、という風に増やしていき、
抗がん剤投与から帰ってきたら、超高濃度ビタミンCの点滴をする、
というサイクルにしました。
抗がん剤の影響で髪は抜けても、
ご飯を美味しく食べ、頬にも艶があり、
孫の相手をして笑い転げる母をみていると、
がんの闘病中であることを忘れてしまうほどでした。
家族の中で一番懐疑的であった父が、
一番、点滴療法の効果を、身近でみて実感していました。
抗がん剤治療を終えて一時退院し、グッタリと横たわる母に、
超高濃度ビタミンCの点滴をしてもらうと、
（自宅に来ていただいて、点滴してもらった時もあったのです）、
途端にシャキッと元気になり、スタスタと台所へ行って、
点滴してくれた看護婦さんに、自らお茶を入れたこともあったそうです。
とにかく、つらい治療を受けても、
ビタミンCの、あの点滴受けたら元気になるから！
そう思えることと、
実際、そうやって闘病中の生活を、最後の日まで笑顔で維持することができたことが、
当の母にとっても、家族にとっても、
大きな安心感と、支えにもなりました。
繰り返しになりますが、家族として、実際に見たものとしての、
一つの正直な感想として受け止めてください。
現在でも、超高濃度ビタミンC点滴療法は自費治療のはずですが、
とても残念なことだと思います。
どんな科学的な治療法と呼ばれるものであっても、
完ぺきなものはありません。
さらに言えば、効くかどうかは不明な上に、
治療の一方で身体を弱らせるということもあります。
一方超高濃度ビタミンCなら、、、
少なくとも、手術や抗がん剤のように、身体を弱らせることもありません。
芸能人のがん闘病をニュースで見る機会が増えました。
ご本人は勿論のこと、ご家族のご心痛を思うと・・・・
手を握ってハグしたくなります。うんうん、と。
家族にがん患者がいるとわかると、
どこからともなく、怪しげな商品が近寄ってきます。
ウンザリすることも、多いと思います。
それら玉石混交のさまざまのものを、
自分で調べることに疲れてしまった・・・なんてこともあると思います。
そんな時は、信頼できるお友達に代わりに読んでもらって、
選択肢に入れる価値があるかどうか？だけでも、
判断していただいたらいかがでしょうか。
＊中古で出品がありましたので、
私が読んだ本を載せておきます。
「超高濃度ビタミンC点滴療法」
著 水上治