『ＳＱ通過であく抜け、米朝首脳会談の日程決定も好材料』

米朝首脳会談が6/12にシンガポールで行われる事が発表されました。更に中国の習近平国家主席の現地入りも報じられ、現在は休戦中となっている朝鮮戦争が終戦となり、南北平和条約が締結される可能性も浮上しています。実現すれば北朝鮮リスクは消滅し、日本の株式市場にとっては大きな好材料、北朝鮮が経済の改革開放政策を取るなら、経済支援による北朝鮮特需のような状況も期待出来ます。

米朝首脳会談の一歩前進と今日の寄り付きでＳＱを通過した事で、本日の日経平均は一段高に。これまで上値が重かった22500円付近を一気に突破して22700円台まで上昇、主要企業の決算発表もほぼ出揃い、今期業績見通しはやや慎重な内容では有りますが、想定為替レート105円を考えれば、足元の円相場が大きく円高に振れない限りは、先々の上方修正を織り込むと言う展開が期待出来そうです。