『日経平均11連騰も、チャート上では目先の天井を暗示』

昨夜の米国株が上昇して円安も進み、日経平均は今日も上昇してこれで11連騰、買い先行で高く始まった後は利食いに押されて一時マイナス圏に沈む場面も有りましたが、すかさず押し目買いが入り再浮上、しかし日足ローソク足は陰線で十字線に近い形、一旦目先の天井を暗示する形です。

今週末は衆議院選挙の投開票日ですので、ぼちぼち選挙結果を見極めたいと言うムードも出て来ます。与党の勝利は間違いないと思われますが、どんな勝ち方をするのか？その辺りを見極めるまでは更に一段上は買い難いと言う感じもします。一旦上昇一服、選挙結果を確認するまでは日柄調整、その様な展開になりそうです。

しかし買い意欲は根強い相場状況ですので、日経平均が上昇一服となっても出遅れ銘柄や2部銘柄、新興市場銘柄など日経平均に関係の無い銘柄への買いは続きそうです。循環物色で次は主役交代、主力銘柄から小型株、テーマ株、材料株に物色の中心も移って行きそうです。