『日経平均は堅調ながら活路は個別狙い』

日経平均は小幅高で続伸となりましたが、17000円に近づくと戻り売りに押されると言う上値の重い展開が続いています。需給面では裁定買い残高も低水準で、大きな売り圧力になるような物は有りませんが、米大統領選挙と国内主要企業の決算発表を控えている状況では、17000円より上を買う投資家はいないと言う感じ。

日経平均も上下動は有りますが方向性は無くボックス相場、日々の売買代金も少なく、閑散相場の膠着した底堅い展開と言う感じです、個人投資家としてこのような相場状況で活路を見つけるとすればやはり個別狙い、今日はプーチン大統領の来日を12月に控えてロシア関連に物色が出ています。

ソフトバンクとサウジアラビア政府系のＰＩＦが10兆円ファンド設立、テクノロジー企業中心に投資をして行くとの事。今後この巨額の資金がどのような分野に投じられるのか？ＩoＴや自動運転技術、人工知能、新エネルギー、環境分野など、今後の動向は株式市場にとっても大きな注目となります。