『円高を嫌気し反落、日銀のＥＴＦ買いが無かった事も失望売りに』

昨夜米国で発表された、7月ＦＯＭＣ議事要旨の内容が、次の利上げには慎重な姿勢を示す参加者が多かった事から為替市場では円高が進み今日は日経平均も大きく反落。前日は9月ＦＯＭＣでの利上げは可能との発言も有り、一時101円台を回復した円相場も今日は再度99円台に。円相場の乱高下を受けて日経平均も乱高下、今日は日銀のＥＴＦ買いも無く、失望した売りが少し下げを大きくしたと言う感じです。

まだ為替市場も株式市場も夏休みモードで市場参加者も少なく売買代金も低調、一部投機筋の売買で値も振れ易く、値動きは不安定、しかし来週以降多くの投資家の休みが終わり、市場が正常化すれば株価も円相場もおのずと有るべき水準に落ち着いて来ます。目先の値動きに一喜一憂せず、先を見据えればさほど懸念する必要は無いと思います。仮に下げ過ぎ場面が有れば、テーマ性を持つ小型材料株などは絶好の買いチャンス。