『米雇用統計と参議院選挙の結果待ち』

今夜の米6月雇用統計と日曜日には参議院選挙の結果も判明します、この2つのイベントの結果が株式市場に吉と出るのか？凶と出るのか？要注目。米雇用統計は強い内容なら株高、弱ければ株安、参議院選挙は与党優勢との報道が多く、与党が議席を増やす結果なら基本的には株高要因。

欧州では英国のＥＵ離脱決定以降、イタリアの銀行不安や英国の不動産ファンドの解約停止など、ちらほらと悪影響が表面化しています。次に何が出て来るのか？米国では黒人射殺の次は警官射殺、大統領選挙も混戦模様、イスラム国のテロも活動範囲が広がり、混迷深める世界情勢を考えると、株式市場の先行きにも不透明感が強まります。

しかし日経平均やＮＹダウなど、指数の動きに関係の無い投資も有ります。株式投資も元々は個々の企業の価値を買うもの、個別物色が投資の基本です。中長期で、成長が期待出来る銘柄の一本釣り、今は株価が安くても、成長の種を持ち、先々株価の大化けが期待出来るような銘柄を選び、投資するのも株式投資の醍醐味です。