『日経平均は反落、しかし新興市場銘柄は復調の兆し』

先週末のＧ7財務相・中央銀行総裁会議で、協調した財政出動に合意出来ず、今日は投機筋の売り仕掛けも入って一時日経平均も300円を超える下落。しかしさすがに売られ過ぎとの見方が強まり、下げ一巡後は買戻しが強まり急速に下げ幅を縮小。

円高も進み、協調した財政出動も失望となれば株価下落は想定内の展開、しかし日本単独での財政出動、日銀の追加緩和期待、消費税の再引き上げ延期もまだ可能性はあり、潜在的な政策期待がある以上は日経平均の下値も限定的。

今日は再度新興市場銘柄を中心とする小型材料株への物色が強まりました、明日以降もこの動きに広がりが出て来るかどうか？正直今の環境では主力銘柄を買う理由は無く、買えるのは新興市場銘柄を中心とする小型材料株だけ、と言うのが今の日本市場の現実です。