コーヒーの系譜の巻 | カフェときどき読書

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今朝の北海道新聞朝刊の

「さっぽろ駅前グルメグラフィティー」というコラムで

ミンガスコーヒーが紹介されていた。

もちろん当ブログでも紹介済み

コーヒー好きの間では知られた有名店です。

 

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そのコラムには

店主さんは宮越屋珈琲でかつて勤めていたことが書かれていて

なるほど納得。

ブレンドがマイルドとフレンチの2種類で

苦味の強いフレンチを推していること

(しかもさらに苦い「フレンチ強め」も…飲んだことないですが)

ジャズが流れる店内、男性っぽさを感じる店の雰囲気とか

確かに宮越屋に通じるものがある。

 

そして驚いたのが

西11丁目の板東珈琲の店主さんと同期で

パルコ裏のパレードビル内にある

「ホールステアーズカフェ」でともに修業されていたとのこと。

そういうつながりがあったんだなあ。

ホールステアーズカフェ

円山の本店とならんで、

宮越屋といえばここ!という場所だったから

学生や社会人なりたてのころ、

背伸びして行ったなあ。

その時にもしかしたらいらしたのかも。


 

札幌で宮越屋珈琲と、可否茶館といえば

有名な自家焙煎のコーヒーチェーンで

80年代、90年代と

札幌のコーヒー業界をリードしてきた。

今は昔ほどの勢いはあまりないように思われるけど

そこから巣立っていった人たちが

自分の店を出して、それぞれのカラーを打ち出し

ここならではの味を追求している。


 

スタバなどのチェーン店が幅を利かせ

コンビニでもコーヒーが100円で買える時代、

喫茶店って流行らなくなってきているのかもしれないけど

それでも札幌のコーヒー文化は

こうして綿々と引き継がれ、

続いていっているのだなと思いました。

 

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