大部屋と個室について書こうと思ったら、すごくとりとめのない文章になってしまいました
入院生活も折り返しに入りました。
4日に一回洗濯して、土曜日はローソンでタピオカミルクティを買って、ほぼ毎日食べてる魚料理と高鉄大豆ふりかけには少し飽きてきて…
この生活にも慣れて旦那さんにあらたに届けてもらうものもなくなりました。
それでも週末はお見舞い来てくれるよね?と聞くと、行くよ〜と言ってくれたので一安心
特に用事ないし今週はやめとくわと言われる可能性10%くらいあると思ったけど、そんなクズではなかったです。
最近驚いたのは、産後も希望しないと個室にならないという事実でした。
個人産院のイメージで勝手に個室で赤ちゃんと2人で過ごすもんやと思ってました。
しかも、個室は一日+17,000円なので産後6日間個室選択するだけで+約100,000円です。
ちょっと広くなって中にお風呂トイレついてるだけで?
でも帝王切開後に傷が痛む中、移動せずに個室で面会や電話ができるというメリットもあります。
だがしかし高すぎるよー
助産師さんに、お金以外で産後大部屋のメリットを聞くと、
①夜誰もいない個室で孤独感を感じる人は近くに誰かいる方が安心する
②他の患者さんと助産師さんの会話が聞こえるので思わぬ情報を得られることがある
でした。
個室少し憧れていましたが、私は産後も大部屋でいいやと思いました。
大部屋には大部屋の良さがあります!
同じハイリスク妊娠の人たちと共に闘ってる感がめちゃめちゃあります(産後は知らんが)。
みんなカーテン締め切っているので会話はしませんが、プライバシーないのでお医者さんや助産師さんとの会話から何週でどんなリスクを抱えているかだいたいわかります。
多胎妊娠、切迫流早産、前置胎盤、妊娠高血圧症候群、胎児発育不全、、、みんな不安と戦いながら入院生活を送っています。
お腹の張りが苦しくてナースコールを鳴らす人もいれば、モニター中赤ちゃんの心拍が下がって助産師さんたちが駆け込んできて酸素マスクをつけられている人もいました。
朝昼晩ごはん前にモニターをしていつでも帝王切開できるようにされている人もいれば、毎回ラウンドで血圧を測ったり羊水が漏れていないか確認される人もいます。
イビキがうるさい人もいるし、みんな頻尿なので夜中めちゃめちゃトイレに行きます。
なんで自分がこんなことに…って思うことはあるけど、そんな人が集まった大部屋は自分だけがつらいのではないと思わせてくれます。
もちろん大部屋だからこそ同室の人のピンチに緊張が走ることもありますが、そこはお医者さんと助産師さんが駆け込んで来てくれることがわかっているので少しだけ安心できます。
はじめガラ空きだった産前大部屋は今や常に満床、たまたま空いてる間に管理入院できてよかったな〜と思いました。
ただ、土日だけはたぶん主治医も担当医もおらず、医師が手薄な気がしていつも少し不安です。
頓服の張り止めを飲むか飲まないかの医師の判断がいつも土日は遅いです。
私の予定帝王切開は金曜日なので翌日から土日なのは不安ですが仕方ありません。
月曜日はとりあえず土日乗り越えられてほっとします。
夜中や明け方ふと目が覚めた時にお腹触って胎動があればほっとするし、なければお腹めっちゃ叩きます(ごめん赤ちゃん)。
不安を誤魔化すために、マンガか小説読む、出産に関するお金や手続きについて調べる、ベビー用品どこで何買うかまとめる…が最近の生活になっています。
一昨日院内図書館に行った時、小学生の頃1番好きだったマンガが置いてあり手に取りました。
種村有菜先生の『神風怪盗ジャンヌ』というりぼんコミックスです。
絵がとても好きで何度も読みました。
2.3巻だけで中途半端でしたが、久しぶりに読んでみて、なるほど子どもの時からこういう溺愛される少女マンガが好きやったんやな〜と思い出しました。
しかし、溺愛してくれる旦那さんを選んだかというと実際はそうではありません。
この前会いに来てくれた時も
帝王切開でもしものことがあっても病院に対して裁判を起こすとか自分の人生を狂わすようなことしないで。遺書みたいなん書いておこうかな。
と真剣に話すと、
わかった、赤ちゃんと楽しく過ごすわ。悪い方向に対して異常に想像力豊かなん直した方がいい。めちゃくちゃ心配してても寝たらすぐ忘れるところもおかしいし。
と返されました。
出産は命懸けってみんな言うやないか〜
こんな感じやから、君が理想とする溺愛生活とはかけ離れてるけど、それでも結構幸せな生活は送れてるよ〜
だって、梅ジュース準備して私の退院を待っててくれてるくらいには愛されてるからね〜
と小学生の自分に伝えられそうです
退院する頃には梅ジュースが美味しい夏になってます。
あと一ヶ月頑張ろーーーっ!!
……だめ、やっぱ早く帰りたい