33w2d
推定体重1543g(-2.0SD)、腹回りと大腿骨小さい、辺縁前置胎盤、逆子
臍帯血流の抵抗がやや高いので今後は朝晩2回NSTで胎児の様子を確認し、お腹の張りも多いので朝晩ニフェジピンを飲むことになりました。
そのあとNSTとエコーで見ている限りは赤ちゃん元気ですなどプラスのことを先生は言ってくれましたが、ショックでエコーライトに頭をぶつけてふらふらベッドに帰りました
赤ちゃんが1週間で30gしか大きくなってなかったこと、ずっと血流が悪いことを心配していてここに来てやはり血流が悪い診断が出たこと、晩にもモニターをつけるほど注意しなければいけない状態であること、次の週にはサイトメガロウイルス感染の再検査があること…
もう色々あって気持ちが疲れてしまい、その日は一日中横になりながら胎児発育不全について検索していました。
1番怖いのは死産、生まれてからも自分で呼吸ができない、低血糖、黄疸、生きる力が全体的に弱い、などなど当たり前ですが悪いことしかない。
でも大きさよりも在胎週数の方が大事!という情報もたくさん出てきました。
これからまだまだ大きくなると信じていた1週間前、先生にNICUに入る基準を聞いてみました。
大きさだけではなんとも言えないけれど、37週(正期産)よりも前に生まれた子は入る可能性が高いそうです。
私が33wやけど31w並の大きさなので臓器も31w並なのかというとそういう計算でもなく、小さめちゃんでも34wになれば肺の完成と判断し、大きいから臓器が早く完成しているという訳ではないということでした。
まあ結局は生まれてみないとわからないことは多いそうですが、とりあえずギリギリまで在胎週数を伸ばすことが1番良いということです。
不思議ですね。
こんなに医療は進んでいるのに、赤ちゃんはお母さんのお腹の中が1番環境が良いなんて…そろそろ大きな試験管の中でコポコポ育てるような時代が来てもおかしくなさそうなのに(ドラゴンボールの人造人間のイメージです)。
やはり37wの帝王切開までこの不安と闘わなければならないと改めて覚悟しました。
先生からは胎児発育不全の1番こわいのは突然赤ちゃんの元気がなくなることなので、胎動やお腹の張りには常に意識を向けてほしいと言われました。
お腹の張りは定期的に起こってくると陣痛となり赤ちゃんが出てきてしまうので無視はできません。
私は子宮頸管の長さは十分にあるので今すぐ出てきてしまうような張りではないそうですが、いつもNSTで2分に1回くらい張ってるのはさすがに多すぎるので要注意のようです。
前に一度お腹の張りが痛くて眠れないことがありました。
1時に巡回してきた助産師さんが気づいて急いでモニターをつけ、お腹にはホットパック、頭には氷枕を置いてくれました。
モニターの様子を見て先生に相談し張り止め薬を飲みしばらくしたら寝ていました。
家にいたら不安でどうしようもなかったかもしれません。
7時、9時、14時、19時とラウンドでお腹の張りがないか確認され、強くなったり多くなったら言ってくださいと毎回言われます。
モニターで毎回お腹の張りが多いので、自覚症状を聞き先生に相談しに行ってくれます。
ここの助産師さんはベテランから若手までみなさんすごく丁寧でとても良く教育できてるんだなと思いました。
ベテランと若手の大きな違いは心音見つける早さで、ベテランはお腹触ったら一瞬で見つけられるので経験が全てなのでしょう。
ちょっと前にあった助産師外来では20代後半くらいの助産師さんが担当してくれました。
何度も流産したこれまでの経緯を知った上で生まれるまで不安な気持ちを理解してくれたし、30w越えた今NICUがあるこの病院なら適切な対応ができるからと力強く言ってくれました。
翌朝別の助産師さんにも声をかけられ、なんとなく助産師外来で話したことが共有されているのかなと思いました。
妊娠出産はいつ何が起こるかわからないし、そのリスクが高い私にとって一日に何度も様子を確認してくれる助産師さんは心の支えです。
いつもありがとう助産師さん
(DISH//の沈丁花流れてる)