31w1d
推定体重1309g、前置胎盤、頭位
あいかわらず2w遅れくらいで-1.6SDと表示されていた気がします。
それでも前回よりは大きくなっててよかった〜という気持ちが強いです。
色んな病院に通って頻繁にエコーしてもらうと、誤差の範囲内なんでしょうが縮んでることがあるので。
先生が「小さめちゃん」と呼んでいて、なんとなくその呼び名はかわいいなあと思いました。
小さめちゃんなりに成長してくれたら、36wくらいまで頑張れたら、2000gくらいになれるかも…いや、やっぱり怖いので早く出してあげてください
しかし、先生の意見としては、
成長が止まっていても血流異常や胎児が苦しい状態であるサインがない限り、お腹の中にいさせる。
胎児発育不全・早産・前置胎盤すべてのリスクから総合的に出産を判断する。
毎日NSTしている管理入院の場合死産はめったにないが、全く異常がなく胎児が大きくても心拍が止まっている時はある。
というものでした。
異常なしでも避けられない死産があるなんて怖い話ですよね。
NSTの見方を検索してると、NSTの見落としという医療過誤による死産とかが同時に出てきます。
そういうのを絶対に避けるために、助けてもらうために、この病院に入院したんだから、信じて心穏やかに過ごさなくては…
ところが、入院した時の採血結果が毎日小出しでかえってきて、とても穏やかじゃいられなくなってしまいました。
異常値であるものを順番にあげると、
①貧血気味
→これは仕方ないしギリ異常値なんで気にしません。
② 妊娠高血圧腎症になりやすい
…血圧急上昇の可能性があるので注意深く観察する
→これも想定内なので気にしないですが、やっぱりかという感じです。
血圧も浮腫も自覚症状まったくないので相変わらず数値に振り回されてる…
③B群溶血性連鎖球菌が陽性
…分娩時に産道感染すると赤ちゃんに重篤な症状が出るため、破水や陣痛後抗生物質を投与する。帝王切開の場合関係なし。前置胎盤のため帝王切開の決定はMRI後。
→先生の話し方的に、もうほぼほぼ帝王切開になると思ってますよね。
私ももう覚悟してますから気にしません。
問題は次です
④サイトメガロウイルス抗体なし、初感染の可能性あり
…妊娠中にはじめて感染したら母子感染し、胎児の発育に影響したり障がいを待ったりすることがある。
→なにそれ…って感じでした。
まず始まりがめちゃくちゃこわかったです。
感染症の先生が4人来られて問診がありました。
狭い病室に突然4人の感染症の先生に囲まれて、サイトメガロウイルスの抗体がなく片方の値で陽性が出た、最近発熱がなかったか、肝機能について指摘されたことはなかったかなど真顔で聞かれて、訳がわからずいいえいいえと答えたら、主治医と相談しますと帰っていきました。
囲まれ問診がこわすぎて、サイトメガロウイルスも聞いたこともなくて、検索してポロポロ涙が出てきてしまいました。
7割の人が感染したことがあり抗体を持つサイトメガロウイルスに私は抗体がなく、妊娠中に初感染している可能性があるのです。
母子感染すると大人はどうってことなくても、赤ちゃんに障がいが残る可能性があるということでした。
その後すぐに主治医の若い先生が来て詳しく説明してくれました。
私はlgG陰性、lgM陽性という珍しいパターンなので感染症の先生と相談しまずは問診するという流れだったそうです。
詳しい説明は省きますが、今は感染超初期段階か、lgM偽陽性かわからない状況なので、3週間後に再検査するそうです。
偽陽性なんてそんなことめったにないのでは…とまた泣きそうになりました。
その夜旦那さんと電話して、30年以上かかってないウイルスに引きこもり妊娠中初感染することあるかね、lgM偽陽性は結構あるらしい、子どもからうつることが多いらしいが子どもと接する機会なかったよな、などプラスのことを言ってくれました。
私もいろいろ検索してだいたい知ってたことですが、同じように調べてくれたんやなと嬉しくなりました。
こんなに色んな検査に引っかかるなんて…と漏らすと、不妊不育治療で妊娠してるからたくさん検査受けてて引っかかっているだけで大概の人間は気づかずに生活してるだけやから落ち込むな、と言われました。
たしかに、不妊治療を始める前の私はインフルエンザにかかったこともなくほぼ病院に通うことなく過ごしていました。
旦那さんが言ってることは正しいのかどうかわかりませんが、マイナス思考に陥りそうな時はやはり旦那さんに話すのが一番やと思いました。
男性特有のものかわかりませんが、とりあえず私よりずっとプラス思考です。
次の日、主治医の先生の先輩(指導員?)が来てくれて、
昨日は感染症の先生大勢で来てビックリさせてしまって申し訳ないです。
lgM抗体陽性だが子どもとの接触もないので偽陽性の可能性が高いかなと考えられます。
と話をしにきてくれました。
この先生は私が不育治療が長かったことも理解して、助産師さんとも連絡を密にとってくれているようで、
昨日こんなことがあったと聞きました。
間食用の食べ物のことなんですが…
もうたくさんの検査をされてきたと思うんですが…
などの声かけをしてくれます。
お医者さんって治療の判断や技術も大事ですが、こんな風に過去から現在のことをわかってくれて言葉で返してくれるコミュニケーションってすごくすごく必要だと思いました。
ここでも良いお医者さんに巡り会えて本当によかった〜