流産を経験してこのまま何の対策もせずに進むのはまずいと考え、できる検査はやってみることにしました
流産後すぐに不育症検査をしました。
不妊治療のクリニックから軽く勧められて、できることはやっとこうと思ったからです!
これは血液検査ですぐわかるのでお手軽です。
結果、ビタミンDが不足している以外は異常が見つかりませんでした。
そもそもビタミンDって日本人女性の多くが不足しているものらしいんですが、この結果からエレビットに加えビタミンDサプリも飲み始めました。
次に、夫婦染色体検査をすることにしました。
夫婦染色体検査は結果が出るまで旦那さんと、どちらかに異常が出ても絶対責めないし受け入れよう、と話していました。
結果を聞くのは怖かったですが、どちらも異常なしでホッとしました。
そして、着床前診断をすることにしました。
これは本当にするのか夫婦で話し合いました。
以前から着床前診断の倫理的問題についてぼんやりとは知っていたものの、自分に直接関係することとなるとは思いませんでした。
胚盤胞1つで約10万ほどかかるので費用だってばかになりません。
初期流産の原因は赤ちゃんの染色体異常が原因、だからお母さん自分を責めないで、ってよく書かれていますが本当に?原因不明の割合もかなり高いけど?
ネットのコメントを見ると、流産を減らすため着床前診断に肯定的な人は多い印象でした。
これに関しては、旦那さんが強く着床前診断をすべきだと考えていました。
費用に関しては結局移植と流産を減らすという意味でマイナスではないし、なによりもう流産で心がボロボロになるのは避けたい、という理由でした。
考え方は人それぞれですが、妊娠出産につながる近道を行きたいし、目の前のパートナーの心を大切にしたいという旦那さんの合理的で優しい考え方は納得できました。
最後に、私たちの心を慰めてくれたのは、結婚一年後にお迎えした愛犬ころ(仮名)です。
小さい頃から犬を飼いたかった夢を叶えることができました。
ころと一緒に過ごすうちに、いつの間にか移植日になったり時間と共に流産の悲しさが癒えるようになったり、前ほど無理なく不妊治療を受けられるようになりました。
犬を飼うのは二人ともはじめてでしつけが上手くできず、3歳になった今でもトイレは失敗するは気に入らないことがあると吠えるは噛むはしますが、ころは私たち夫婦にとって大切な大切な長女となりました