ショートカットと恋心 -26ページ目

ショートカットと恋心

好きな人の好きな人を好きになりたいブログ




思ったよりも
僕は君のことが好きみたい。

だから今、
嫉妬に苦しんでいます。



僕を好きだと言ってくれるあの人にしてしまおうなんて考え、最悪だ。

そんなことしたらきっと、
いや、絶対に

僕と同じ思いをする人が出てくるのだから。


あの人は
背高くてガタイが良くて顔もまあまあイケメンで面白くて優しくて女の子に人気がある、ちょっと派手目な見た目に似合わない程勉強もできる男の子。


それでも僕は
背は高くて体型は普通、学年一位滑り止めで早稲田受けちゃうくらい頭良いけど白髪混じりの髪の毛に歯並び悪くて一部歯の神経死んでて顔の一部が特徴的で自分の損得感情なんか無視で誰に対しても優しい宗教みたいな誰からも愛される男の子に恋をしているのです。



最初は大丈夫だと思ったのだけど、

どんどん好きになっていく。

どんどん深みにはまってく。


そんな自分が嫌いだ。







不意に手にとられたことも
握り直してくれる手も
君の背中の骨っぽいのも

ミスした時の本当に悔しそうな表情も
先生の指示を聞く真剣な表情も
後輩に慕われる姿も
誰よりも汗をかいて床を濡らして専属モッパーがいることも

彼女は知らない
僕だけが知ってるの。

僕だけが触れられて
僕だけが見てきたんだ。



そんなこと考えてしまうあたりもまた嫌い。

触れられた数も
思われた時間も
彼女の方が多いのに。

僕は自分からは何もできない弱虫だ。







アドレスなんて知りたくなかった。

メールを送ってしまうから。
君は返事をくれるから。


知らない状態で最後までいきたかった。

そんなペア、僕達しかいないだろうから。

知るならちゃんと僕自身が聞きたかった。

あんな知らざるをえないみたいな状況じゃ嫌だ。


きっと明日はきっともっと
君を好きになる。


デートの話とか聞きたくないし、

あたしみたいなファッションよりも女子っぽい方が好きなんでしょ。

声は低いじゃん、ねぇ。
キャピキャピしてないじゃん、ねぇ。

分かってるの、本当は。

顔や身長や趣味、
そういうので君が彼女を好きになったんじゃないってことくらい。


本当に性格で選んだんだと思う。

優しさとか天然なとことか純粋さとか大人しさとか。



全部あたしが持ってないもの。



だからちょっと冷たかったかな。

別に食べれたけど
あのくらいじゃ太らないって分かってたけど

なんだか食べたらダメな気がして

僕の喉から出た声は、
思ったより冷たかった。



奪えるはずないや。

どんなに僕が恋していても
どんなに僕が奪いたくても


いっそのことこんな僕を好きだと言ってくれるあの人にしてしまおうか。

そんなの利用してるだけじゃんね。

分かってる。

そんなのダメだって。



やっぱり僕は完全恋愛体質みたいで、


君にメロメロだ。


愛したくなんかない。


いや、愛なんてありふれすぎていて僕のこの感情には似合わない。


僕は君に全力で恋している。





君は愛に溢れている人だから、僕にもたくさんの優しさという名の愛情をくれる。


だけど僕は君に愛されたいわけじゃない。


君が僕に恋すればいい、と。


そう、思うのです。




ケンカしてしまえ

嫌いになってしまえ

別れてしまえ


例えそうなったとしても君は相手に最後まで愛情を持って接する。


憎しみとか、嫌悪とか、そういう感情知っているのかな。

そう思わせる程、君は優しい人。










昔ドラマで言っていた。


「優しい人が、好きだなんて言う子はダメよ。自分が優しくない証拠だから」




そういわれても、どうしても君の優しさに惹かれてしまう。
















君に会えない日に僕は着飾る意味はない。


お洒落は大好きだけど、こういう日はやっぱり気が緩んでしまう。


君がいるなら、いつどうなってもいいように


つま先から頭の先までちゃんとしているよ。




だって明日は君に会えないんだもの。


可愛くない部活の練習着を


塗りなおしていないネイルを


どうか見逃して欲しい。