忠典です。
SASUKEといえば挑戦者の与える魅力度やエリアのスリルだけでなく、実況も注目要素の1つ。




2021年内に公式YouTubeチャンネルにて公開されていたものの中で、視聴者が選ぶもう一度聞きたい名実況ランキングトップ10が2回に分けて公開されていました。



選ばれてる場面が多かったのは今の主役である杉山真也さんや、14回大会から2nd主体で長く担当している小笠原亘さんの言葉。



でもその動画で紹介されていたのは、第38回までの物だったので以降の物は含まれていない。



なので、公式の動画内で出されてなかった場面で個人的に名実況と言える瞬間を厳選し今回はまとめます。



選手が選ぶ名場面で日置将士のように、順位決めは難しいのでその1・その2・その3という形で明かします。




その1。




第41回大会の山田勝己の秘蔵っ子・中島結太のフィニッシュ時のセリフです。実況者は今現在2ndステージ主体で担当している熊崎風斗アナ。



「15歳、真冬の大冒険!!今年の中学生は一味違う!!」



レジェンドの長男・中学2年の長野塊王の最年少クリアに続き中学3年の中島結太が驚異の20秒67残しで続けざまにクリアして、圧倒的な存在感を見せつけた瞬間でした。



20秒以上残してクリアなんて成人選手でさえも難しいのに、誰もが度肝を抜かれた結果です。熊崎さんも同じように感じたと思う。その瞬間を喋る事ができて、熊崎さんも満足した様子でした。




続いてその2。




第17回大会の長野誠のファイナルステージの完全制覇達成直前です。実況者は第1〜30回までと最も歴が長い初田啓介アナ。



「長野誠が、夢を乗せて身体が登っていく!!」




それまでの7年間、完全制覇が出ずに鋼鉄の魔城を陥落させる瞬間も起きなかった。この時も挑戦者として最後の一人となり、散っていった99人分の想いや願い、そして自身の夢を全てを掲げて10mの綱を登っていく中で出ていた言葉です。




そして夢が遂に実現した。この完全制覇は名場面としてあげない訳にはいきません。もう一度見たい名場面としては順位で表現してもサスケくんと同意見で、不動の1位ですね。




ではラスト、その3。




第39回大会で、SASUKEに底知れぬ愛情を持つゴールデンボンバー樽美酒研二の相方役とも言える喜矢武豊の挑戦終了後に出たセリフ。今の主役である杉山さんが担当した時だった。



「それでも素晴らしい、過去No.1のパフォーマンスを見せました!もはや・・・笑いは無い、ローリングハムスターの姿も無い、SASUKEの沼にハマった真のSASUKEプレイヤーです!」



最初の頃はローリングヒルでハムスターのようにもがき滑落したり、タイファイターで頭から水中に飛び込んだりと色々ネタにされていた喜矢武豊。




しかし3年ぶりに復帰したこの回ではネタにされていた初期の姿を全く感じさせない、もはや見違える程にまで成長したプレイを見せてくれた。そこに心を強く動かされた杉山さんの想いが詰まった名実況です。




この言葉の後にも「正直、カッコよかった!!」と絶賛の言葉を放って拍手も送っていました。相方の樽美酒研二も非常にビックリして感動しているほどだったから。金爆内では間違いなく伝説として残されたはずです。




この先番組がもう一度同じ企画をやるんであれば、この3つは必ず名実況としてあげたい。




再度の実現を期待します。