「ニナちゃん、ニナちゃん」
「なに?美咲さん」
ニナは歓迎パーティー以降ずっと4人のことをさん付けで呼んでいる
「歓迎パーティーの時、暴走しちゃってごめんね。ニナちゃんが主役だったのに」
「いいよ、それに私も…」
私も楽しませてもらったし と言いたかったのだが突如榊沢が現れその言葉は美咲に届くことはなかった
「叔父さん!急に現れんのやめてよね!心臓に悪いから!」
「ごめんごめん。お詫びにケーキあげるよ」
「え、本当⁉︎」
美咲がケーキにつられる様は誘拐されるときの子供の行動に似ていた
瞬もそう思ったのか笑うのを我慢していたが他のメンバーは哀れむような目で美咲を見ていた
「玲奈~、ニナちゃん~。ケーキ食べようよ~」
「う、うん」
「食べます、何ケーキですか?」
「えーとね、チョコにイチゴがのってる」
「美味しいねーこれ」
「同感です。濃厚なチョコの中にジューシーかつ爽やかなイチゴが入っていてそこはまるで花園の様な……」
ニナはスイーツが好きなんだ。
それだけはわかった。
「ということで、瞬さんと和樹さんも食べましょう」
ニナの笑顔に逆らえず二人はケーキを一口食べた。
すると
「ニナちゃんの言う通りだ!このジューシーかつ爽やかなイチゴが濃厚なチョコとマッチしてて…」
和樹もスイーツが好きなんだ。
いやニナちゃんのスイーツ好きに感染したのかもしれない。
が、和樹はニナと似たような顔つきで似たようなことを言っていたので周りの三人は
(こいつ感染されたな)
と思いながら説明を聞いていた
一方その頃榊沢は5人のいる訓練場から離れ、自衛隊の所持するタイムスリップマシンをまじまじと見つめていた
全体はカプセルのような楕円形の形なのだが中をみてみると飛行機の操縦席のようないろんなボタン、仕組みが隠されていた
こんな複雑な機械を使って御影は過去にいったのか…
その時はじめて御影を敬った
まあそんなことはどうでもいい。今はあの子供たちのために新しい発見を見つけないと…
ちょっとしたプレッシャーを背負い込み10時間探した
が、見つからなかった
それと同時刻
ニナはみた
夢を
それもただの夢じゃなく
もう迷信になりかけている予知夢という夢を
あー眠いー
寝る子は育つからもう寝ます
ではお暇します