バイクの電装にとっても過酷な夏が来る。
ウチのバイクのレギュレータには自己流の冷却対策が。
サイドカウルから飛び出したアルミのフィン。
レギュレータの位置がカウルの内側で風に当たりにくい。だから熱を外に引っ張って少しでも冷ますためにアルミフィンを追加。取付はレギュレータとフレームの間に挟んで共締め。今でもフィンに熱は伝わってるが、せっかくならもっと効率を上げたい。
曲げ位置を修正して3枚のアルミ同士とレギュレータとの密着度を上げる。
3枚のアルミを重ねてリベット穴施工。
レギュレータとの合わせ面にもシリコン塗布。
この後カウルと接触を確
フィン角度修正して完了。
次はどの程度熱が伝わるか知りたくなる。
測定点を3箇所設定。
非接触温度計で①〜③の測定点をエンジン始動前から始動後12分ほど計測。
この日は雨のち曇。気温24℃。
日中の温度変化が少なく試験しやすい。
状態はアイドリング。
始動前 ①22℃、②22℃、③24℃
始動後1分 ①28℃②27℃③25℃
始動後3分 ①34℃②33℃③25℃
始動後5分 ①39℃②38℃③26℃
始動後10分 ①49℃②48℃③30℃
始動後12分 ①53℃②50℃③30℃
一般道を約30分走行。
エンジンは回したまま停車後の測定。
停車後1分以内 ①63℃②61℃③33℃
停車後5分以内 ①63℃②61℃③35℃
熱の伝わり具合を見たく5分で④を追加。
停車後5分以内 ③35℃④45℃
1cmズレるとこの温度差。
熱伝導が低いのか?
走行風で冷やされてるのか?
そのままアイドリングを継続すると
すると停車後7分で③42℃④49℃
③と④の差が無くなる傾向。放熱してそう。
実際、また30分走った直後は③32℃。
しばらくこれで行こう。
それよりもっと気になる問題が。
スターターリレーの樹脂ハウジングが最大72℃
、端子は85℃を超えてる。
単純に気温25℃で温度上昇60k超え。
調べるとファストン端子は温度上昇30k以下位がよく見る値。
これでラジエーターファンが回るともっと上がる。
嫌になって数値記録忘れる。
これ、また溶けるな。
ちなみに以前何度も焦げたレギュレータ⇔メインハーネス間の対策箇所は?
大容量コネクターにしたら28℃。これエンジン切ってすぐの測定。全く発熱しません。
以前(純正)はこれ。
いったい何個溶かしたか。
7年前、最後に溶かした純正コネクターの写真。確か新品交換後2000kmの状態。
もう溶けるの分かってるからこの程度で見つけられる。
今回のスターターリレーは無視できない。
困ったな〜。
おしまい